今日のリケジョNo.096

横河電機株式会社

那智明 千恵さん

(日刊工業新聞社2015年03月02日掲載)
那智明 千恵さん

モノづくりの醍醐味満喫

横河電機株式会社の那智明 千恵さん

横河電機の那智明千恵さん(29)は、産業用プラントの制御機器の機構設計を担当している。入社以来8年間、一貫してモノづくりに携わってきた。今では、「自分で設計したものが形になる」ことで、仕事の醍醐味(だいごみ)も味わえるようになった。事業のグローバル展開が進み、エンジニアとしての目線も自然と海外に向き、英語の勉強にも熱が入る。習得すべき知識はまだたくさんあるというが、次の目標は「(設計の)すべてを一人で手がけることです」と力強く話した。

※この記事は2015年3月2日に一部訂正しています。

主力製品に携わり経験積む

横河電機株式会社 製造技術本部 製造技術統括部 製造技術1部成形技術1グループ 鈴木智子さん

幼いころからモノをつくるのが好きで、ラジコンなどを組み立てるような女の子でしたね。高校生のときに参加した科学技術振興機構(JST)のサイエンスキャンプの影響で工学分野に興味を持ち、法政大学工学部で材料工学を学びました。家族のほとんどは文系なのに不思議です。
 大学時代は、部活にも励みました。もともと宇宙や空に憧れていて、グライダーで飛行する航空部に入ったんです。エンジンのない滑空機と呼ばれる機体を使う競技で、高度は平均600メートル、最高で1000メートルに達するため、恐怖感もありましたが、いつのまにか物怖じしない精神的な強さが身に付きました。
 仕事内容は、プラント向け統合生産制御システムの一部を担う板金やモールドなどの設計です。最近、主力製品の大型プロジェクトに参加したのですが、会社を代表する製品を手がけられるといううれしさ半面、不安もありました。上司や先輩に助けていただき、思った通りの仕上がりになったと思います。
 そんな経験もあって、ようやく全体の流れをつかめるようになった手応えもありますし、仕事はずっと続けていきたいです。子どもができたら、理系に進んでほしいかな。母親として、技術者として、自分の体験を伝えられたら幸せなので。

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