今日のリケジョNo.084

株式会社トヨタケーラム

河合 有香さん

(日刊工業新聞社2013年10月28日掲載)
河合 有香さん

モノづくり、もっと知りたい

株式会社トヨタケーラムの河合 有香さん

CADソフトの開発販売で知られるトヨタケーラム(名古屋市中区)。近年ではシミュレーション技術を生かした製造現場支援が事業の柱の一つに育ってきた。河合有香さん(28)が手がけるのもそうした業務。自動車部品メーカーの工場を訪ね、CADを駆使して設備導入や改善を手伝う。「町で見掛けるクルマがどう作られているのか、分かってきたのが楽しい」と目を輝かせる。入社5年目。後輩を指導したり、一人で客先を訪問したりすることも増えてきた。「もっとモノづくりが分かるよう勉強したい」と向上心を燃やしている。

しっかり考える「ゆとり」

株式会社トヨタケーラム 製造技術本部 製造技術統括部 製造技術1部成形技術1グループ 鈴木智子さん

小学生のころから数学が一番得意でした。改造できるミニカーをいじったり、新聞記事の天気図を切り抜いて雲の動きを予測したりするのが楽しかった。休日出勤の父親について行って、横でパソコンを触ったりしていました。今なら禁止されそうですけど。
 気象シミュレーションがやりたくて、愛知県立大学情報科学部に進みました。就職の時は、これまで学んだ知識が生かせること、自分が成長できること、お客さまと接することができることの三つで今の会社を選びました。仕事で接するお客さまは年上の男性が多いですが、かわいがっていただいています。「ありがとう」と言われると、この仕事を選んでよかったと思います。
 これまで先輩に助けていただいた分、後輩の面倒も見られるようになりたい。私たちは「ゆとり世代」と言われることが多いのですが、今の若い人も結構しっかり考えているんです。
 もっとモノづくりに詳しくなりたいですね。工場では独特な言葉もあったりして、最初は言われていることがよくわからないことも…。最近は、ちょっと難しい仕事もようやく一人でこなせるようになってきたので、先輩とのスキルの差を縮めていきたいです。昨年、同じ会社の4歳年上の先輩と結婚しました。仕事と家庭を両立できるよう、料理も毎日がんばって作っています。

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