今日のリケジョNo.048

アルプス電気株式会社

氏家 未起子さん

(日刊工業新聞社2014年03月17日掲載)
氏家 未起子さん

ロボットに親しみ 知識学ぶ

アルプス電気株式会社の氏家 未起子さん

アルプス電気の氏家未起子さん(27)は車載機器を生産する設備の開発を担当する。幼い頃からロボットに親しみを持ち、東北学院大学工学部に進学してロボット工学などを学んだ。入社後はロボットの知識を生かし、より効率的に動き、生産性向上に貢献する設備を完成させるために日々、図面と向き合う。
「しっかり動いて、活躍するんだよ」。設計に関わった設備を国内外の工場へ送り出す際、願いをこめて必ず優しく声を掛けるという。

設備の活躍信じて送り出す

アルプス電気株式会社 製造技術本部 製造技術統括部 製造技術1部成形技術1グループ 鈴木智子さん

アニメに登場する「ドラえもん」や「ガンダム」を見て将来はロボット開発に携わりたい―。いつしかそう思うようになり大学は迷わず工学部に進みました。4年生の時、念願だった4足歩行ロボットづくりに挑戦。研究室の仲間と協力しながら無事完成させたことが何よりの思い出です。
現在、自動車のパワーウインドー用スイッチを製造する際に自社で使用する生産設備の開発を担当しています。いかに効率良く、高精度に製品を仕上げられるかが問われるため上司のアドバイスはもちろん、生産に関わる多くの方と綿密にコミュニケーションをとり、装置内の各機構が動く様子を頭に浮かべながら設計していきます。自分のイメージ通りに動いてくれた際の喜びは言葉では言い表せません。
ようやく完成した設備はまるで自分の子どものように思えます。国内外の工場に配送される“旅立ち”の日には、必ず激励の言葉を声をかけてから送り出します。どの設備もきっと現場で活躍してくれていると信じています。こうして大きな仕事をやり遂げると趣味のバイクに乗ったり、旅行に出かけたりしてリフレッシュし、気持ちを切り替えます。
ずっと夢だったロボット開発に関わる仕事に就けて幸せを実感しています。これからも努力を積み重ねて、優れた設備を生み出せるよう実力をつけていきたいです。
(現在、新姓:菅原 未起子さん)

No.100

No.099

No.098

No.097

No.096

No.095