リケジョアンケート記事。過去に日刊工業新聞の連載「リケジョ小町」に登場いただいた方を中心に、アンケートを取りました。 理系になったきっかけや、子育て、ワークライフバランスについて真剣に回答いただきました。 また「理系あるある」も伺いました!リケジョの「素顔」に迫ります。(全回答72人)。

Q8.
日常生活で、自分が「理系だな~」と思った瞬間はありますか?また。それはどんなときですか?
(例えば、家事をしていて...友達といるとき...など)

  • 先日行ったカフェにて。プラスチックのフォークでケーキを食べている時に、フォークが折れてしまい、無意識に折れた部分の形状を観察して原因を考えていた事がありました。
  • ボディケア用品を買うときなどに、売り文句ではなく、成分表で購入を検討します。この効果にはこの成分、という自分の中でのルールが有ります。
  • 友達と遊園地に行ったとき、年季の入ったジェットコースターを見て自然と疲労強度や応力集中が起こりやすい部位の話をしていたとき、つくづく芯まで理系の考えが染みついていると思いました。
  • 先日引越をしたのですが、新居の家具レイアウトを考えるときに、建築系なので、部屋を実測してCADで図面を引きながら検討しました。あとは普通の電卓を使わず、関数電卓を愛用していること。
  • きれいな花火を見ていて、炎色反応や玉の構造を考えてしまったとき、理系だと感じました。
  • 理系の友人と会話しているときに、数学に関係のない話題でも「帰納法で考えれば......」「それは積分すれば......」という具合に数学の用語を出してしまう。
  • 私生活でのケンカの際も理論武装を重視する。逆に筋が通ってないと指摘する。
  • 自宅で掃除の際、水溶性、脂溶性、pH、温度に配慮し完全に汚れを落とすことに全力を注ぐとき。汚れの同定、抽出できたときに喜びを感じる。
  • 料理レシピの「適量」「少々」「ひたひた」等の表記にイラっとするときです。分量は数値で明確にしてくれないとわかりません。
  • 微生物学を学んだので家でパンを作るとき、イースト菌の最適条件を検証します。その時も「自分は理系だなー」と感じます。最近はいい条件を見つける事ができてふわふわのパンが作れるようになりました。
  • テレビや本などでデータが出てくると、本当に正しい数値なのか、どのようにデータを収集したか母数や単位が気になります。

Q9.
最も尊敬する科学技術者は?

1位:大学の恩師・会社の人10人

大学の指導教官です。とても優しい方でいつも学生を気遣ってくれていた一方で、一人の科学者として真剣に議論してご意見を下さいました。また、研究の話をしている時や実験に触れている時がとても楽しそうで、私も先生のようにずっと科学を楽しみたいと思っております。

2位:山中伸弥教授5人

教授の素晴らしい功績や遊び心を忘れない姿勢も尊敬していますが、中でも「ビジョンとハードワーク」が大切だというお話が強く心に残っています。ハードワークだけで仕事をしている気になってしまい、ビジョンを見失ってしまわないよう、常に心掛けています。

3位:アルベルト・アインシュタイン、トーマス・エジソン3人

トーマス・エジソンです。小さいころ伝記を読んで感銘を受けました。彼の功績があっての今日だと思います。寝る間を惜しんで発明にいそしんだ努力と熱意には感服いたします。

4位:マリ・キュリー、中村修二

青色LEDを発明した中村教授です。同じ出身大学の卒業生でもあり、大学での講義でLEDの研究過程を学ぶなかで、根気強く自分の理論を信じて成果を出した姿に感銘を受けました。

その他

  • STAP細胞の中野教授。
  • KennethGeddesWilson
  • 野依良治(大学院研究室の教授は、野依先生の研究室出身であり、ノーベル化学賞を受賞されているため)
  • エジソンと並んで有名な、交流電流を開発した「ニコラ・テスラ」です。エジソンは直流電流を開発し、こちらも尊敬する技術者ではあります。しかし、ニコラ・テスラは交流という理論に自身の信念を貫いて発明をしたことに対し大変尊敬をしております。

その他

  • 大学時代に研究した液晶の発見者である、オーストリアの植物学者FriedrichReinitzer(ライニッツァー)です。
  • 糸川英夫先生。日本の航空宇宙工学の基礎を築いた方です。
  • 自転車を発明した技術者達です。しかし、いつ頃、誰が発明したかははっきりしていないそうです。技術者は、その先人の人々が発明、発見、してきた、ありとあらゆる技術力を色んな角度、違う方向からみたりして、色んな種類の複数の技術を組み合わせたりして偉業を残したりしています。地球上の国境や人種や時代の境目を超えて、技術は進歩していっています。技術に溢れた今この時点で、最も尊敬する科学技術者を特定する事ができません。ただ、人が地面に足をつけず、ペダルをこぐだけで力のある限りどこへでも移動できる自転車。電気なしで座ったまま前へ進む自転車に、乗るたびにすごいなぁとしみじみ思います。
  • スティーブジョブズ憧れるポイント:「文理兼備なマインド」で世界を大きく変えました。個人の思い:優秀な技術者は難しいものを作れるものではなく、世界に貢献できるものを作れる人です。
  • 東京工業大学理事・副学長の辰巳敬教授:あんなに向上心が高く、様々なことに精通している人はいないです。とても尊敬しています。 同大学の野村淳子准教授:お子さんを持ち、働く女性として、大変尊敬しています。
  • 科学者であればポールディラック 【科学者ではないけれど・・・】
  • (科学技術者ではないですが・・・)建築家のガウディ。数学や物理学から造形を導き出す設計をしていたところを尊敬しています。
  • 科学技術者じゃないですがD.カーネギーを尊敬しています。
  • 多才なレオナルド・ダ・ヴィンチ(科学者というより芸術家のイメージが強いですが...。)
  • 米村でんじろう先生(科学者?);偉大な発見をした人も素晴らしいと思うが、科学を小難しくするのではなく、皆が楽しめるように表現できることも凄い事だと思う。
  • ジャムおじさん。日常を覗いてみると、単なるパン工場の職人ではなく、意思を持ったパン生物の生成や機械類の作成・開発を行っており、まさに化学、生物、物理他様々な分野の知識を兼ね備えた天才科学者だと思います。また、決しておごり高ぶることなく、誰からも愛される温厚な人柄であるところが大変尊敬できます。実在すればの話ですが。

Q10.
子供ができても仕事は続けますか。
(子供がいる方は仕事を続けている理由を教えて下さい)

A:家族との時間も大切にしたいですが、やはり社会とつながって視野を大きく持ち、社会貢献したいです。

A:もちろん続けます。幸いなことにダイバーシティを重視する会社に勤めているので、子供ができても安心して続けることができると思います。

A:結婚相手の職場や教育環境などによるが、可能なら続けていきたいと思う。

B:自分の力を発揮できる場があるということは幸せなことだと思っています。

B:妊娠中に上司に復職の可否も含め仕事を継続する上での不安な点について何度も相談しました。復職後も温かく迎え入れてもらい、支えられながら仕事を続けられています。
現職が私自身の希望であることややりがいを感じる職であること、また、母親としてだけでなく私自身として存在できる、あるいは、社会に参加できる場所があることは、精神的に大変重要だと感じます。

D:今の私の気持ちは、続けたいです。一人分より二人分の収入があるに越したことはありません。今の仕事もやめたくないです。夫婦で協力して、仕事も家庭も大切にできたらと思うのですが、子供の気持ちを考えると、迷ってしまいます。
私自信、母が専業主婦だったのでたくさんの時間を母は共有してくれました。私の子供にもそうしてあげたい願望はあります。子供とも多くの時間を共有しつつ働ける生活を送りたいです。

Q11.
自分の子どもには文系・理系のどちらに進んでほしいですか。またその理由は。

A:子ども本人が進みたいと思う道に進んでほしいと思います。自分が興味のある分野ではより大きなことを成し遂げられると思うからです。

A:子供のやりたい仕事ができるのならば、文系・理系どちらでもいいです。
ただ、一人で海外にいっても困らないくらいの英語力は身につけて欲しいと思います。
どんな職業でも、英語力があれば有利なのは間違いなく、また、それさえあれば、最悪どんな仕事でも見つかると思います。

B:理系。商品を作って世の中に出せるというのは理系の特権なので。

B:理系。手に職を付けて自分の力で歩める人になってほしいからです。また世界でも活躍しやすい分野だと思うからです。

C:男→理系女→文系:理系として働く場は男社会が多いから。女の立場で働ける環境ではなく、女が男と同じ立場に立って働ける環境が今の男女平等の考え方として浸透していると感じるので、その中で労働力として見られるのは辛いと思う。

Q12.
女性がもっと活躍するために
最も大切なことはなんだと思いますか。(複数回答)

a.保育施設の充実:25人 34%

b.女性登用を奨励するような制度:8人 11%

c.会社の意識改革:17人 24%

d.女性自身が自分のスキルアップ意識を持つこと:16人 22%

e.その他:19人 26%
 その他の回答
 男性の育児・家事参加とそれを許容する社会の意識改革
 社会全体の意識改革が必要だと思う。女性は働くもの、家事も育児も男女とも平等に行うもの、
 という意識が日本は薄いのだと思う。なのでまだまだ難しいと思う
 もっと時間や場所の制約が少ない労働形態が世間一般に広まること