リケジョアンケート記事。過去に日刊工業新聞の連載「リケジョ小町」に登場いただいた方を中心に、アンケートを取りました。 理系になったきっかけや、子育て、ワークライフバランスについて真剣に回答いただきました。 また「理系あるある」も伺いました!リケジョの「素顔」に迫ります。(全回答72人)。

Q1.
理系になったきっかけはなんですか。

  • 小さい時から算数、数学、工作、科学、実験などが好きで、好きな教科を追いかけていたら理系と分類されていた。興味深い分野がほとんど理系に分類されている感覚です。
  • 小学生のころから理科や実験が好きだったので、自然と理系の道に進んでいました。特に化学に進むきっかけになったのは、中学生のとき化学反応を学んで、トイレ洗剤の「まぜるな危険」の意味が分かったとき。身の周りには「化学」が溢れていることに気づき、ワクワクしました。
  • 小学生の頃から環境保護の活動や温暖化が与える動植物への影響に興味関心があった。その当時は環境破壊が原因で未知のウイルスが人類を全滅させる内容の映画、食品衛生関連のニュースが盛んに取り上げられていた。21世紀は更に深刻になるだろうと予想し、人の健康を支援できる学問へ進学を決めた。
  • 小さいときに家にあった簡単な工作の本を読み、実際に作ったところ家族や友達にとても喜ばれたことがきっかけです。それ以来空き箱で作っていたものが電子部品へと変わり、理系の道を深めました。
  • 小さいころから、沼の水を観察したり植物を観察したりするのが好きだったので、理系以外の道を考えたことがありませんでした。また、高校生の時に授業の一環でがんと遺伝子の関わりについて調べ、分子生物学にとても興味を持ちました。
  • 両親がともに理系学部出身で家族団らん時に理科・物理の話が多かったため、自然と理系に進んでいました。
  • 就職のため。希望する就業形態の仕事に就職しやすそうだと思ったから。特に理科系科目が得意だったわけではない。

Q2.
理系で得したな、と思うことはなんですか。

  • 働けるフィールドが広い点です。今は開発職ですが、将来的に営業職やスタッフ職として働ける可能性もあると思っています。実際に当社では、理系出身の営業職やスタッフ職の社員も多く活躍しています。
  • 得と言えるかは分かりませんが、理系の仕事は具体的にイメージがしやすいため、自分の進路を考えるときには目標が立てやすかったように思います。私の場合は、ものづくりに関わる仕事がしたかったため、工学部を迷いなく志望しました。また、建築専攻であったため、ゼネコンで働くことについて、イメージはしやすかったと思います。 また、数字には強くなったと思います。
  • 買い物の際に、割引率の計算がすぐできる!
  • 洗剤や化粧品等を購入する際、自分自身の肌が弱かったりするので、配合成分を見て、製品を購入できるときです。
  • 電工を取得したり、家での簡単な修理や交換とかは有る程度自分でできるので、得だなと思う。親も喜ぶので。
  • 特にありません.理系文系のくくりで変わらないと思います.どちらにも利点難点あるので,プラスマイナスゼロだと思っています.
  • 女性が少ないために、目立つところです。一度で名前を覚えてもらえるだけでなく、話したことがない人までに名前を知っていてもらえることがあります。
  • 自分なりの理屈を立ててから話すようにしているので、自分の意見が通りやすい気がします。

Q3.
「リケジョ」がひそかなブームになっていますが、実際のところどう思いますか。
(嬉しい・面倒・ちょっと引く・あまりブームだと感じないなど)

A:まだまだブームだとは感じません。 実際、男性社会の理系職への就職は、まだまだ珍しい人扱いされていますし、生涯続けるには、社会的フォロー(産休、子育てへの理解など)もまだ整っていません。

B:注目しすぎである気もするが、必要なブームだと感じる。 「リケジョ」というだけで注目され、面倒なことも多いけれど、女性が技術の世界でも活躍できる環境をつくるために必要なブームだと考えます。今後、注目されないくらいに女性技術者が珍しくなくなるのを期待します。

C:差別感がありあまり好きではない。理系も文系も特に変わりはないと思うから。

D:そんなに珍しくもないのに、なぜブームになるのだろうと不思議に思います。

Q4.
一連の[STAP細胞問題]に関してどう思われますか。
(報道での取り上げ方、事件発覚後の対応など...)

  • 論文発表当初の盛り上がりは、「女性」ということを全面に押し出し、盛り上げすぎの印象を受けました。事件が発覚して、「リケジョの権威は地に落ちた」という記事もありますが、「リケジョ」とひとくくりにされて評価されるのは悔しいです。いずれにしても、研究不正を未然に防ぐ体制づくりをしっかりおこなって欲しいです。
  • 彼女が発表したことで、報道が過熱気味になったかと思います。同じことを男性が行った場合はこのような結末にならなかったのではないかと思い、女性への社会の意識が違うことを感じました。ブームに踊らされた実例として、記憶しておくべきだと思います。>事件自体は、科学者/技術者として信じられないことだと思いました。
  • 日本の若い女性研究者に活躍してもらいたいという気持ちから、STAP細胞が存在して欲しいと思っていましたが、このような結果になり残念です。しかし、今現在も自身の研究に懸命に取り組まれている優秀な技術者はたくさんいらっしゃるので、今回の問題に左右されず頑張ってもらいたいです。これを教訓に、大学での技術者倫理の教育にも熱心に力を入れて欲しいと思ったと同時に、もし技術者倫理に一任する組織体質があるとするな らば、見直しも必要なのではないかと感じました。
  • 実験への取り組み方を見直させられた
  • 日本は研究の進んだ他国に比べ、国から研究への援助が少ないが、この問題をきっかけに援助が強化されるどころか低減してしまう、という事態にならないことを願う。
  • 不正は残念ですが、あの分野にスポットライトがあたり、あれほど広く世間の関心を集めたことは、今後の研究にとって確実にプラスになったと思う。行き過ぎた糾弾は今後の研究者達の足を止めてしまうのではないかと思う。
  • 現状の治療法では術がなく、STAP細胞を心から待っている方々のために、他手段でも構わないので見つかる事に期待したいです。

Q5.
仕事とプライベート、モチベーションの比率は?
例:仕事○%、プライベート○%

Q6.
仕事とプライベートを両立するために心がけていることはなんですか。

  • 切り替えが大切だと思います。仕事のときは仕事、プライベートはプライベートに真っ直ぐに向き合うことがリフレッシュにもなると思います。
  • 「プライベートを削れば可能という仕事量は「可能」ではなく「無理」」という判断をすること、です。プライベートを削って仕事をするのはあくまでも最終手段だという心構えでいないと両立はできないと思っています
  • よく食べてよく寝ること。何事も健康第一。
  • 体調管理。特に、栄養バランスを考えた食事を心がけています。朝食には和食をつくり、必ず食べてから、1日がスタートします。
  • 私自身の現状や考え方について、家族、職場の方からの理解を得ること。
  • 職場では明るく、みんなで仲良くできるように努めています。職場が楽しいと仕事も楽しく感じられます!
  • TODOリストを作る。時間に余裕をもって行動する

Q7.
仕事、プライベート問わず、いま一番の心配事は?

  • 技術職をいつまで継続するか、です。理由は子育て中で出張、残業に無理がきかないところがあり、他のスタッフに支えられている状況なので、日々、申し訳なさを感じています。24時間保育等に預けるなど手はありますが、現在は、希望していません。自分も含めて技術職の女性が増えることで技術職場でも、よりライフワークバランスの意識が高まると良いと思います。
  • 健康であることです。仕事をするにも、何をするにも健康でなければ何もできないので。
  • 仕事もプライベートも毎日充実していますが、年齢的に周りの友人が結婚ラッシュなこともあり、自分も結婚できるのか不安です。笑
  • ワークライフバランスが取れていないこと。もう少しプライベートの時間も充実させたいです。
  • 南海沖大地震や巨大台風等で浸水したら、大事なバイク達や車達がすべて水没してしまうのではないかと大変不安に思っています。ガレージ内にリフトを設置して常に揚げておいた方がいいか真剣に検討中です。
  • 心配事は特にないです。考え方は楽観的なので寝たら忘れます。