日本特殊陶業株式会社

岩泉 安咲さん

リケジョ小町No.93

固体酸化型燃料電池の製品化

「アイデアを出すのが好き。難しいけれど面白い」。日本特殊陶業の岩泉安咲さん(27)は、新規事業の固体酸化型燃料電池(SOFC)の製品化に携わる。セラミックスの膜を塗る工程で使う機械の設計を担当。量産に向けたコスト抑制に取り組んでいる。担当は1人。「誰かが助けてくれることはない」。仮説を立てて機械の操作方法を変え、コストや品質を検証する作業の繰り返し。根っこには、大学の研究室で実験を重ねた日々がある。

一番勉強していた大学時代

「愛知県岡崎市の出身です。小・中学校は体験型の授業が多く、実験の授業が好きでした。高校では理系コースで物理を専攻。世の中の現象に密接に関わっていることが物理に興味を持った理由です。大学受験の頃から、将来はモノづくりの仕事をしたいと思っていました」

「名古屋工業大学に入学し、工学部機械工学科で学びました。一番勉強していた時期です。研究室ではダイヤモンドライクカーボン(DLC)薄膜を速く堆積させる課題に取り組みました。学校に泊まり込んで研究したこともあります。ある結果を得るために仮説を立て、実験したことを検証していたことが、今の仕事にも生きています」

会社説明会に親しみやすさ

「就職活動では、日本特殊陶業の会社説明会に親しみやすさを感じ、志望しました。点火プラグの世界シェア1位の会社ですが、製品にはこだわらず、製図や設計など大学で学んだことを生かしたいと考えていました」

「2012年の入社時から、現在の部署にいます。SOFCの担当は3年目。量産に向けてコストを抑えようと、いろいろなやり方を試しています。将来は特定の分野にこだわらず興味を広く持ちながら、一人前の仕事をしていきたいです」

「趣味はベリーダンスで、入社後に始めました。仕事とは違う時間を過ごし、リフレッシュしています」

リケジョクイズwebバックナンバー