株式会社富士通ゼネラル

平井 容子さん

リケジョ小町No.88

空調機のシステム開発

「エアコンは家庭にあるものなので、いかに使いやすいかが重要です」。富士通ゼネラルで空調機のシステム開発に従事する平井容子さん(29)は、常に“ユーザー目線”を念頭に置きながら仕事に取り組んでいる。現在はスマートフォンなどから、いつでもどこでもエアコンを操作できるアプリケーションソフト「FGLair(エフジーエルエアー)」の開発を担当。「女性ならではの発想で、説明がなくても操作できる仕組みにしたい」と挑戦の毎日を送る。

『手に職をつけたいな』と憧れ

「幼少期は『なんでなんで』と探究心が強く、理屈っぽい子どもでした。目に見えるモノを作ることに興味がありました。好きだったドラマのヒロインがエンジニアで『手に職をつけたいな』との憧れもありました」

「神奈川大学大学院工学研究科では、半導体の熱電変換素子(ペルチェ素子)を研究。簡単にいうと電気を熱に変える技術です。半導体に電気を流すと熱を発します。その熱を医学的に活用し、遺伝子の培養を促進・効率化できないかを研究しました」

「就職先を探す際も「モノづくりがしたい」と思いメーカーを希望。空気に関する仕事は普遍的で今後の展望もあると考え、富士通ゼネラルに決めました。メーカーの工場は地方にあることも多いので、都心に近く“OLを味わえる”と感じたことも決め手の一つです」

女性としての視点を求められる

「現在は、米エイラネットワークス(カリフォルニア州)と共同でエアコン操作アプリ『FGLair』の開発に取り組んでいます。エアコンに接続される無線機器と、それを操作するアプリケーションのすべてを開発。エイラ社は空調機を手がける企業ではないので、エアコンの仕組みを理解してもらうことに苦労しましたね」

「職場は男性が圧倒的に多いですが、女性としての視点を求められるので女性らしくあることを心がけています」

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