株式会社ソディック

高橋 真美さん

リケジョ小町No.86

製麺装置の開発

「麺がおいしくなりました」―。コンビニエンスストアが宣伝する調理麺の進化に、ソディックの高橋真美さん(34)の姿がある。小麦粉を練ったり、切ったり、ゆでたりする製麺装置の開発に携わる。どんな機械で麺を作るかは、実は味を決める重要な要素。今は、ゆで槽や水洗槽の部品設計に没頭する日々だ。中には毎分4000食もの大量の麺をゆでる装置もあり、「大きい分、部品点数が増える大変さがある」のだとか。

モノづくりがストレス発散に

「モノづくり全般が好きです。洋服をアレンジしたり、かばんを作ったり、お鍋にたくさんのロールキャベツを作ったりしていると、ストレス発散になります」

「2011年に転職してソディックに入社しました。前職もモノづくり系です。地元の石川県の学校を出て新卒で入社した板金加工会社で制御盤の機械設計をしていました。ちょうど会社が3D(3次元)CADを導入するタイミングで入ったのですが、社内に3DCADが分かる人がおらず、習得するのに苦労した思い出があります」

「それでも、新しいことにチャレンジしたいという気持ちでいっぱいでした。考えてみると、高校生のころからホームページを作ったり、イラストレーターを使ったりと、パソコンが好きな子どもでした」

コンビニに並ぶ麺を見ると苦労吹き飛ぶ

「麺は機械が変われば味も変わります。お客さまの声を自分の設計に生かすのが理想ですし、そうあるべきだと思っています。だから営業の人ともっと交流したいです」

「まだまだ仕事を私ひとりに任せてもらっていないのが現状です。そうした苦労もコンビニに並ぶ麺を見ると吹き飛び、ついついお店で家族に自慢してしまいます」

「もっと工業関連の基礎知識を身につけて実力を上げ、安心して任せてもらえるようになりたい。それが当面の目標です」

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