河村電器産業株式会社

大島 亜也奈さん

リケジョ小町No.77

ブレーカー用部品製造工場の設備設計

 産業・家庭用分電盤や制御盤などを製造する河村電器産業(愛知県瀬戸市、水野一隆社長、0561・86・8111)。同社生産技術部設計課の大島亜也奈さん(24)は、主にブレーカー用部品を製造する工場の設備設計を担当する。入社2年目だが、ブレーカーの接点圧を測定する機械設計を1人で担当。「上司や先輩に相談しながら、現場作業者が使いやすい安心・安全な設計を心がける」とあどけない笑顔の中にも強い信念が垣間見える。

「ドクターイエロー」に興味

 生まれも育ちも愛知県で、就職先も県内で探しました。幼い頃から新幹線が好きで、将来は運転手になりたいと思っていました。その後、新幹線に乗る人々の安全を守るため、軌道や電気設備などを検査する車両「ドクターイエロー」に興味を持ち、設備の機構を学ぶため名古屋工業大学工学部機械工学科に入学しました。

 大学ではレーザー光による食品内の異物混入検査の手法を研究しました。やはり安心・安全はテーマだったと思います。母が看護師として人を助ける姿を見て、私は技術者として人の安心・安全に貢献したいと考えました。そこで見つけたのが“機械のお医者さん”である生産技術の仕事です。河村電器には、人の生活基盤となる家を守る分電盤などの製品群に魅力を感じ、入社を決めました。

「ありがとう」が何よりのやりがい

 現場の人に言われる「ありがとう」が何よりのやりがいです。大型や最新の設備を設計するよりも、現場の人が作業しやすくなる身近な設備を設計したいです。そのためにも、現場との会話やすり合わせは大切にしています。理論的には問題ないサイズ設計なのに現場で使えないことも。連携を密にして信頼される設計者になりたいです。

 趣味は野球観戦。友人の影響で巨人ファンになりました。週末は大学時代の友人と遊んでリフレッシュし、仕事への活力を充電しています。

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