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ジャンポケが戦慄体験、夏期限定お化け屋敷『恐怖の首すじ理髪店』オープン!

お化け屋敷プロデューサー・五味弘文氏による血塗られた理髪店……
ジャンポケが戦慄体験、夏期限定お化け屋敷『恐怖の首すじ理髪店』オープン!

東京ドームシティ 夏期限定お化け屋敷『恐怖の首すじ理髪店』

 毎年恒例の東京ドームシティ アトラクションズの夏期限定お化け屋敷『恐怖の首すじ理髪店』がいよいよ7月15日(土)からスタート。お化け屋敷プロデューサー・五味弘文氏による26年目の最新作だが、「昨年は全く『血』が出てきませんでした。ですのでその反動だったのかも知れません」と言う通り、血まみれの展開になっている。

 ミッションは<首飾りをつけて歩く>こと。だが足を踏み入れるのは、かつて首飾りを巡って恐ろしい惨劇が起きたといういわくつきの理髪店。今でも、怨念はその場に残り、首飾りを目印に、闇の中に潜むカミソリが首すじを狙ってくる…。

 10時~16時は家族皆で(子供は6歳以上)、と「ノーマル篇」、17時~22時はカップルなどを対象に「超・絶叫篇」となっている。お化け屋敷内平均滞在時間は10~15分(徒歩移動)。

 この『恐怖の首すじ理髪店』「超・絶叫篇」を事前に体験したお笑いトリオ「ジャングルポケット」の皆さんは「味わった事のない恐怖を味わいました…。ほんとキツイ…。これで終わりだ、と思った後にまたドアがあって、まだ先があって…」(斉藤慎二さん/1部屋目と2部屋目の間で恐怖に座り込み)

 「五感の全てで恐怖を感じました。草野球2試合した後くらいの汗をかきました」(おたけさん/ずっと目と瞑っていたという)

 「内容は話せませんが、今まで見たことがないトリックの連続です」(太田博久さん/トリオの中では一番お化け屋敷に強い)とそれぞれ語ってくれた。

 「ストーリーがしっかりしているので怖く、入った瞬間に別世界に行った感じがします。だから出た瞬間に帰ってきたー、と」と話すのは途中退場口が欲しいと言う斉藤さん。

 五味プロデューサーは常日頃からお化け屋敷の事を考えているそうだが、このストーリーを考えたきっかけも実際の理髪店のサインポールを見た時だという。動脈と静脈を表す、という一説を思い出し、首すじを狙われる恐怖、を考え「血まみれにしたら怖いかなと思った」と楽しそうに語ってくれた。

 五味プロデューサーと一緒に入った太田さんは「わーわーきゃーきゃー叫び声を上げるたびに、五味さんは嬉しそうににやにやしていた」と言う。狙い通りに「恐怖を通じた楽しさ」を届けている事への成功の笑みだろう。
お笑いトリオ「ジャングルポケット」とお化け屋敷プロデューサー・五味弘文氏


 「怖い」感覚を通して「新しい体験を楽しめる」東京ドームシティの期間限定エンタテインメント『恐怖の首すじ理髪店』(9月24日(日)まで実施)。闇の中に潜むカミソリから首すじを守り切れるか。夏らしい涼をどうぞ。

メトロガイド
日刊工業新聞記者
日刊工業新聞記者
お化け屋敷プロデューサー・五味弘文氏はものすごい方で、とてもその筋では有名な方なのに、良い意味でオーラが無く、一スタッフのように穏やかにたたずんでおられました。質問にも気さくに対応していただきました。ありがとうございます。 ちなみに並んでいる最中は「心霊自撮り棒」がお勧め。間違いなく盛り上がります。

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