メッシのお給料を楽天が払う?

バルサと284億円でパートーナーに。三木谷・楽天の皮算用

 楽天は13日、サッカーのスペイン1部バルセロナとのパートナーシップの開始に伴い都内で会見した。三木谷浩史会長兼社長は「素晴らしい理念を持つクラブとの提携を嬉しく思う。多様な技術を使ってバルセロナの活動を支援していく」と力を込めた。会見にはバルセロナのリオネル・メッシ選手やネイマール選手らも登壇した。

 楽天はFCバルセロナと2017―18シーズンから4年間のパートナー契約を締結。年5500万ユーロ、4年総額2億2000万ユーロ(約283億8000万円)の大型契約を結んだ。楽天は世界的に人気のバルセロナとの契約により世界でのブランド認知度の向上を狙う。また、同社の対話アプリを活用した選手やクラブに関する独自情報の発信などを行う。

サッカークラブの資産価値


 楽天がスペインのFCバルセロナルと来季からスポンサー契約を結ぶことで合意した。契約期間は4年で1年間の延長オプションがついている。契約金は年5500万ユーロ(約64億円)で、4年総額2億2000万ユーロ(約257億円)。バルセロナはメッシやネイマールなど世界のスター選手を擁し絶大な人気を誇る。米フォーブス誌が毎年発表している資産価値ランキングでは、レアル・マドリーに次いで2位。資産価値は人気のバロメーターであると同時に、クラブの経営力とも大いに関係する。

 また今回、楽天が支払う胸スポンサーの契約金額は、マンチェスター・ユナイテッド(英)に次ぐ2番目になる。スポンサー企業をみると、中東の航空会社が資金力を背景に上位に名を連ねる。トップ10には入っていないが、最近は欧州のサッカークラブで中国企業がクラブを買収したり、胸スポンサーになるケースが増えている。

 日本ではかつて、マンチェスター・ユナイテッドの胸スポンサーにシャープ、アーセナルにはJVC(旧日本ビクター)などがついていた時期もあった。昨年、横浜ゴムが韓国サムスン電子に代わってチェルシーのスポンサーになるなど日本企業が存在感を取り戻し始めている。

日刊工業新聞2017年7月14日



【サッカークラブ別の資産価値ランキング】
1位 レアル・マドリー 36億4500万ドル
2位 バルセロナ 35億4900万ドル
3位 マンチェスター・ユナイテッド 33億1700万ドル
4位 バイエルン・ミュンヘン 26億7800万ドル
5位 アーセナル 20億1700万ドル
6位 マンチェスター・シティ 19億2100万ドル
7位 チェルシー 16億6100万ドル
8位 リバプール 15億4800万ドル
9位 ユベントス 12億9900万ドル
10位 トッテナム 10億1700万ドル
※フォーブス調べ

【サッカークラブ別の胸スポンサー契約料ランキング】
1位マンチェスター・ユナイテッド(シボレー)6300万ユーロ
2位チェルシー(横浜ゴム)4700万ユーロ
3位アーセナル(エミレーツ航空)3500万ユーロ
3位バルセロナ(カタール航空)3500万ユーロ
5位バイエルン(ドイツテレコム)3000万ユーロ
5位レアル・マドリード(エミレーツ航空)3000万ユーロ
7位パリ・サンジェルマン(エミレーツ航空)2500万ユーロ
8位リヴァプール(スタンダードチャータード銀行)2400万ユーロ(約28億2000万円)
8位マンチェスター・C(エティハド航空)2400万ユーロ
10位トッテナム(AIA)1900万ユーロ
※「Weloba」調べ(推定)、カッコ内は契約を結んでいる企業

ニュースイッチオリジナル2016年11月17日




 

明 豊

明 豊
07月14日
この記事のファシリテーター

バルセロナファンとしては日本企業がスポンサーになってくれるのは嬉しい限り。最近は欧州のサッカーシーンを見てもユニフォームには中国語ばかり並んで、クラブオーナーもアラブオイルマネーや中国人がなっている。日本企業でスポーツに思い切った投資をできるのは、IT系のオーナー企業くらいしかない。特に三木谷氏はすでに日本で野球やサッカーでもプロ球団のオーナーになっている。正直、これで世界展開がドライブするのか?と思うが、その決意はグループ社員に伝わっただろう。4年後、さらには先に成果をみたい。そしてバルサもメッシと2021年6月30日まで延長することで合意した。年俸は約50億円。ちょうどメッシの給与を楽天が払う計算になる。

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