日本で一番でっかいテント。何分で完成する?

エイ・イー・エスが開発。空気入れて15分、大型バス数台分を収容

 エイ・イー・エス(東京都中央区、吉田忠彦社長)は、空気で膨らませて使用する国内最大級のテント「インフレータブルテント」を開発した。大型バス数台を収容できる広さがある。送風機で空気を入れると、トンネル状に膨らむ。災害時の一時的な避難所などでの利用を想定する。価格は設置に使うロープや送風機を合わせて約2000万円(消費税抜き)の予定で、レンタルにも応じる。

 膨らませたテントは、高さ11・5メートル、幅14・5メートル、奥行き29・4メートル。床面積は約220平方メートル。同様の大きさの既存品はテントを張る際に、金属の骨組みが必要で設置に時間と手間がかかる。本製品は空気を入れるだけで済み、15分で完成する。

 使用した素材は飛行船やヨットの帆に用いられる膜材。厚さは0・1ミリメートル以下。通常のテントよりも薄いが風速10メートルまで耐えられる。同テントは胴部分が4分割でき、しぼんだ状態では大人数人で運搬可能。飛行船や自動車、実験装置の格納のほか、イベントなど幅広い用途や場面で利用できる。

明 豊

明 豊
07月14日
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エイ・イー・エスは小型衛星開発や宇宙ステーション関連試験設備の運用、飛行船などの開発製造などを手がける。今後、同社は本製品のさらなる改良を進めていくという。

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