ドコモが“AIエージェント”実現へコンシェル統合

「しゃべって」と「i」、さまざまな生活シーンの中で人に寄りそう

 NTTドコモは、スマートフォンに話しかけるだけで質問に答えてくれる音声サービス「しゃべってコンシェル」と、生活に役立つ情報を提供する「iコンシェル」を2018年度に統合する。音声認識技術の精度を高め、より進化させる狙い。対話の質を上げ、さまざまな情報を提案できるようにする。ドコモの人工知能(AI)基盤を活用したサービスに取り入れ、人に寄り添ってサポートする“AIエージェント”の実現を目指す。

 18年度早々に、AI基盤を活用した新サービスの提供に合わせて統合する。AI基盤は多目的対話、先読み、IoT(モノのインターネット)アクセス制御の三つの機能で構成している。

 多目的対話は、しゃべってコンシェルの自然言語処理技術を採用した。同技術は、累計17億回以上の発話ログの蓄積で対話性能を高めてきた。これにiコンシェルを連携させることで音声認識率や対話、情報提案の質を上げる。先読みの機能と掛け合わせることで、次の行動を読んでユーザーを誘導したりする。

 しゃべってコンシェルはスマホに話しかけるだけで必要な情報を検索できる音声サービスで、12年から提供を始めた。iコンシェルは天気予報や交通状況など生活に密着した情報を提供するサービスで、08年に開始、16年には、音声による情報検索や機能の呼び出しもできるようになった。

日刊工業新聞2017年7月13日

日刊工業新聞 記者

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07月14日
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ドコモは、さまざまな生活シーンの中で人の動きや環境に応じた対話と、適切なサポートを行うサービスの開発を推進している。AI基盤は自社で活用するほか、外部に開放して金融や交通、グルメなど多様な分野でサービスを生み出していく考え。
(日刊工業新聞第一産業部・清水耕一郎)

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