トップアスリートが集う街、東京・北区

「トレセン通り」、国内外に魅力発信

 東京都北区は都の北部に位置する。区内にある国内有数のスポーツ施設を生かし、「トップアスリートのまち・北区」として、区民の運動能力・競技力を向上し、街のPRにつなげる。ソフト面からも大学と連携するなど、2020年東京五輪・パラリンピックに向けスポーツを軸とした地域活性化を目指す。東京五輪・パラリンピック関連予算で17年度は1億3000万円を計上した。

 赤羽駅と十条駅につながる道「ROUTE2020トレセン通り」が走る西が丘地区は、スポーツ有名施設が並ぶエリア。スポーツ医・科学研究支援機関「国立スポーツ科学センター」や国内唯一のトップアスリート拠点施設「味の素ナショナルトレーニングセンター」などを地域資源として、国内外に魅力を発信する。

 新事業として「スポーツ施設のバリアフリー化」にも取り組む。区内スポーツ施設や施設のアクセスルートのバリアフリー化を進め、障がい者や高齢者もスポーツに参加しやすい環境を整備する。

 ソフト面からも五輪・パラリンピックの機運を醸成するため大学との連携に力を注ぐ。東京家政大学造形表現学科の学生が、トレセン通りの起点となる赤羽駅と十条駅前の広告塔をデザインし、3月に設置した。石丸三朗オリンピック・パラリンピック担当課長は「オリンピック終了後もレガシーとして街の魅力を次世代に向け発信していきたい」と語る。

【記者の目】
 地域資源に着目し、スポーツを中心に据えた街づくりを展開する。20年東京五輪・パラリンピックと調和した「ROUTE2020トレセン通り」は大会後も同区のレガシーとして残るだろう。フェンシング・車いすフェンシングに同区の強みを見いだすなど一貫した姿勢が追い風となっている。
(文=茂木朝日)

日刊工業新聞 2017年6月22日

斉藤 陽一

斉藤 陽一
06月23日
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 十条には祖母の家があり、幼少のころは十条銀座商店街などによく遊びに行っていました。「十条銀座のお店が栄養満点のアスリート向けお総菜を開発」といった話が出てくると、地域がさらに盛り上がるかもしれませんね。

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