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今年は一味違う? スタートアップイベント「テック・イン・アジア東京2017」

チャットボット使い事前アンケートを実施
 昨年度に引き続き、スタートアップイベント「Tech In Asia Tokyo 2017」が9月27、28日に開かれる。今回は3000人を超える世界中の起業家、ベンチャー投資家、大企業の新規事業部、メディアなどが集まるアジア最大級のテック・カンファレンスとなる。過去にはメルカリ会長兼CEOの山田進太郎氏、起業家・VC・作家のベン・ホロウィッツ氏などが登壇。また、経営のノウハウが身につくワークショップも開催される。

 イベント運営主体のTech in Asia(テック・イン・アジア、本社=シンガポール、ウィリス・ウィー代表)は開催に先立ち、6月9-11日の間に公式Facebookページが自動でアンケートを収集するチャットボットを立ち上げ、テック・イン・アジア東京2017のチケットに関する価格調査を行った。

 テック・イン・アジアの担当者ピーター・ローゼンバーグ氏は、「Facebookチャットボットを通じたアンケートは、通常のウェブアンケートより効果が高く、メールで一週間に数千人の利用者にウェブアンケート送った場合と、週末だけのチャットボットアンケートの集計数が同じだった」と説明した。同チャットボットを新しいマーケティング・チャネルとして今後も継続的に使用していく方針。

 同チャットボットアンケートは、ヘクト(東京都港区、小島舞子社長:ヘクト)のチャットで利用できるアンケートツール「chatbook.ai」で制作された。同ツールはブランドイメージや企業のアンケートなどについてFacebook ページを活用して自動で集計できる。
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日刊工業新聞記者
日刊工業新聞記者
テックイベントだけに、運営面でもチャットボットを導入するなど新たな試みを取り入れています。今回、日本企業が何社入賞するのか楽しみです。

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