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JALが全方位カメラ映像で整備作業VR体験

JALが全方位カメラ映像で整備作業VR体験

iPhoneに映し出された検査風景の画像

 名古屋市内で6月5日から9日まで開かれてたICAF(国際航空疲労委員会)で、日本航空(JAL)グループの整備会社であるJALエンジニアリング(JALEC)がブースを出展し、スマートフォンを活用して整備事例などを紹介した。

 金属疲労による不具合発見のため、全方位カメラや定点カメラで収めた検査の様子や、機体の構造部品に対する疲労検査や修理事例を写真のスライドショーや映像で紹介。スマートフォンとゴーグルを組み合わせたVR(仮想現実)体験コーナーも設けた。

 VRのコーナーでは、ボーイング767型機の主脚格納庫内を全方位カメラで立体映像を撮影し、スマートフォンをセットしたゴーグルを来場者が着用することで、整備作業を疑似体験できるようにした。

 展示会場を訪れたICAFの参加者は、担当者の話を熱心に聞き、ゴーグルでVR体験していた。
疲労検査や修理事例を紹介するタブレット(左)やVR体験用ゴーグル
吉川忠行
吉川忠行 Yoshikawa Tadayuki Aviation Wire 編集長
名古屋市内で開かれたICAF(国際航空疲労委員会)に、JALエンジニアリングがブース出展。

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