ラジオ付き野球帽、産総研が開発

シート状のラジオを帽子のつばに組み込む

 産業技術総合研究所フレキシブルエレクトロニクス研究センターの福田伸子主任研究員と白川直樹総括研究主幹らは、曲げられるシート状のラジオを開発し、野球帽に組み込んだ「ラジオ付き野球帽」を試作した。帽子のつばにラジオを組み込んだ。かぶったまま選局や音量調整が可能。農作業やジョギング中にラジオを聴ける。

 印刷と低温プラズマ焼結(CPS法)で銅の配線をシート上に作った。CPS法は180度C以下で銅のインクを焼結して、金属の銅に変えられる。安価なポリエチレンナフタレート上に印刷で電気回路を描ける。

 野球帽ラジオはアンテナを布地に縫い込みラジオ放送を安定して、受信できる。帽子のつばを曲げても受信には影響がない。イベントのキャンペーングッズなどに提案する。今後CPS法の生産性を高め、3年後には量産化のめどを付ける。

日刊工業新聞 2017年6月5日

斉藤 陽一

斉藤 陽一
06月09日
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 電源をどうするのかが気になります。ソーラー充電などを想定しているのでしょうか。

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