ペッパーは観光伝道師になれるのか?

来訪者の情報をカメラで認識、個人に適した情報を提供

 フューチャーリンクネットワーク(千葉県船橋市)は、同社が運営する観光案内所「船橋インフォメーションセンター」で、コミュニケーションロボットが来訪者に船橋市内の観光情報を伝える実証実験を開始した。来訪者が知りたい情報に対しロボットが個人に適した情報を提供する。

 同社は2017年1月にソフトバンクのコミュニケーションロボット「ペッパー」を使った実証実験を開始した。第1段階としてデジタルサイネージ(電子看板)の映像やスライドに合わせ、市内の歴史や見所、イベントの情報をロボットが紹介している。今後は第2段階として、大日本印刷が開発したアプリケーションを使ったサービスを始める。来訪者がタッチパネルを使って知りたいジャンルを選び、ロボットがそれに合わせた情報を音声や画面で案内する。カメラを使って来訪者の性別や年齢の情報を把握し、内容に反映する。7月までをめどに実証実験を進める。

 ロボットとのやりとり後に来訪者が回答するアンケートを基に、性別や年齢、印象など個人にあった観光地や特産品、イベントなどの情報を案内できるよう機能の精度を高める。フューチャーリンクネットワークは地域情報プラットフォーム「まいぷれ」の運営なども手がける。

日刊工業新聞2017年5月31日

石橋 弘彰

石橋 弘彰
05月30日
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 ペッパーを使った実証だが、ユーザーからの音声聞き取りはせず、タッチパネルでのやりとりとペッパーからの音声ガイドのサービスにとどめている。やはり、雑踏の中での音声対話はまだ実用レベルにないようだ。

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