福山大とサンフレッチェ広島、スポーツマネジメント論で提携講座

「多くの指導者との出会いで自分に足りないものに気づいた」(森崎さん)

 福山大学はサッカーJ1・サンフレッチェ広島と連携したスポーツマネジメント論の提携講座を立ち上げた。7月末まで15回、サンフレッチェ広島などが講師役となり、スポーツマネジメント全般を講義する。大学の講義でスポーツのプロチームとの本格的な連携は珍しい。

 広島県福山市郊外にある福山大キャンパスの大講義室に、16年シーズン限りで引退した森崎浩司氏、元選手でスポーツイベントなどを手がけるベアフット(広島市中区)の中島浩司社長が登壇した。経済学部の学生約200人が「プロサッカー選手という仕事」をテーマにした講義に耳を傾けた。

 華やかに見えるJリーグだが平均引退年齢は25―26歳という。中島社長は実際に契約解除を示す「0円提示」を受けた過去を話し、「悪い時こそチャレンジしてほしい」と学生に訴えかけた。サンフレ一筋で17年プレーし、双子の選手として名をはせた森崎氏は「多くの指導者との出会いで自分に足りないものに気づいた。すぐに消える選手は、そこに気づかない」と話した。

 今後もサンフレがプロチームの管理手法や人材育成、普及活動などで講義を開く。さらに広島東洋カープの担当者によるプロ野球ビジネスの事例を学ぶ講座も開くという。

日刊工業新聞2017年4月27日

明 豊

明 豊
04月27日
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こういうのはすでに欧米では盛ん。Jリーグの理念はまさにこういう活動にある。サッカーに限らずスポーツの名将の思考回路は実践的でとても興味がある。ぜひ海外からもグアルディオラやモウリーニュ、コンテなどを特別講師で呼んできて!

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