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スポーツ用手袋で自社ブランド立ち上げ

香川県のレガン、まずゴルフ用手袋3タイプ
スポーツ用手袋で自社ブランド立ち上げ

自社ブランドで展開するゴルフ用手袋

 レガン(香川県三木町、砂川泰三社長、087・898・1211)は、スポーツ用手袋の自社ブランド「941(ナイン・フォー・ワン)」を立ち上げた。まずゴルフ用手袋を商品化。直販やネット通販などを通じ、初年度800万円の売上高を見込む。同社はOEM(相手先ブランド)生産を手がけるが、野球やゴルフの競技人口とともに受注は減少。今後は自社ブランドの拡大を進める。

 発売したのはグリップ力に特化した「真紅(しんく)」、柔軟性が特徴の「黄金(こがね)」、雨天に強い「紺碧(こんぺき)」の3タイプ。手のひらと甲のパーツを一度のミシン縫いで縫い合わせた「ワンシーム構造」によって、握りやすさや動かしやすさ、フィット感を高めた。若い世代を意識したデザインを採用した。

 同社の主力事業は野球やゴルフ用の手袋、ファッショングローブのOEM生産で、業界ではトップクラスの実績を持つ。これまでトップアスリートに供給してきた技術やノウハウ、顧客ニーズを商品開発に反映し、自社ブランドを伸ばす。

 今後は品ぞろえを拡充するとともに販売ルートの構築にも注力し、自社ブランドの売上高比率を高めていく。
日刊工業新聞 2017年4月25日
斉藤陽一
斉藤陽一 Saito Yoichi 編集局第一産業部 デスク
 アマゾンやヤフーのネット通販では、1枚1700円ちょっとで販売しています。雨天に強い「紺碧(こんぺき)」は一度試してみたいです。ちなみにレガンという社名について、日刊工業新聞の過去記事などを検索したところ、フランス語で「唯一の手袋、最も優れた手袋」という意味になるそうです。

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