ウコンと酵母が味の決め手 琉球大が大学ブランド商品を開発

泡盛とカレーを商品化、海外展開も視野に

 琉球大学は学内シーズを使い、大学名を冠した泡盛「琉球大学の泡盛」とレトルトカレー「琉球大学ロマン」を開発した。大学ブランド商品として産学連携による開発を資金面で支援し、学生が企画開発に参加した。県内経済の活性化や産業振興を狙う。

 今回の取り組みは学内公募によって初めて実施した。泡盛は農学部の外山博英教授とバイオジェット(沖縄県うるま市)、石川酒造場(同西原町)が開発した。華やかでフルーティーな風味に仕上がる独自の新たな酵母を用いた。伝統的な「甕(かめ)仕込み」で醸造、貯蔵するなど新旧技術を組み合わせた。

 カレーは本村恵二教授と人気カレー店、あじとや(同北谷町)が手がけた。機能性の高い春ウコンをルーに使用。普通味の「基礎課程」と辛口の「応用課程」の2種類をそろえ、海外展開も視野に入れる。

 泡盛は夏ごろの商品化を目指す。カレーは5月に発売予定。いずれも商標は大学が保有する。

日刊工業新聞2017年4月14日

三苫 能徳

三苫 能徳
04月15日
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大学側はシーズの活用だけでなく、学生のビジネス参加という教育面からも成果があったと評価しています。
もの珍しさだけで終わらず、シーズ自体が“売れっ子商品”になるための起爆剤になってほしい。

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