プロ野球は“格差”が面白い!

明日開幕

 プロ野球が31日、開幕する。2016年は広島東洋カープが25年ぶりのリーグ優勝を飾り、神がかりを意味する「神ってる」が流行語になった。日本シリーズでは北海道日本ハムファイターズが10年ぶりの日本一に輝いた。

 東名阪の球団が出場しなかった日本シリーズは珍しい。ただ最近10年間では、セパ12球団のうち10球団がシリーズに出場している。クライマックスシリーズの影響もあるだろうが、戦力が均衡したことで毎年、首位を争う球団が変わる印象がある。

 16年秋刊の『球団格差』(徳間書店)では、球界に多くの格差が存在すると分析している。例えば選手総年俸は首位の福岡ソフトバンクホークスと最下位の横浜DeNAベイスターズで27億円の差。

 シーズン中の移動距離は最長のファイターズが3万8890キロメートルで、最短のベイスターズの3倍。千葉ロッテマリーンズの本拠地のグランド面積はホークスより2231平方メートル広く、打者が不利。

 産業界では所得や男女の処遇の格差が問題視されている。経済の東京一極集中も大きな課題。ただプロ野球に限れば、格下とされるチームが格上に勝つ番狂わせがファンを魅了する。球界の盛り上げに一役買うような格差なら、悪くはない。

日刊工業新聞2017年3月30日「産業春秋」

明 豊

明 豊
03月30日
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プロスポーツなので格差があるのは当たり前。地方を含め各球団の個性がこの10年ぐらいで一気に出始めたことが、ファンにとってチームへのエンゲージの強さになっているのだろう。ただ世界のサッカーリーグをみてもそうだが首都のチームが強くないと盛り上がらない(巨人ファンではないけど)。

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