セブン追撃へ!ファミマ・サークルK・サンクス、物流拠点を統合

 ユニー・ファミリーマートホールディングス(HD)は6月までに、傘下コンビニエンスストアの「ファミリーマート」と「サークルK」「サンクス」の物流拠点をファミマに統合する。同社は2016年9月、サークルKなどを運営する旧サークルKサンクスの親会社だったユニーグループ・ホールディングス(HD)と経営統合し設立。3ブランドのコンビニの物流拠点を統合することで、協力工場と距離が近い配送センターを効率良く利用できる。配送費の削減につなげる狙いだ。

 ユニー・ファミリーマートHDのコンビニ事業会社、ファミリーマート(東京都豊島区)は17年2月末時点で、傘下にファミマなど1万8125の店舗を置く。このうち、サークルKとサンクスは計5130店。19年2月末までにサークルK、サンクスの各ブランドを、ファミマにすべて転換する予定だ。サンドイッチなどの中食商品は、17年2月末までにファミマとサークルK、サンクスで一本化を完了した。

 協力工場数は16年9月時点で、ファミマと旧サークルKサンクスを合わせて102あったが、17年3月1日に88に減らした。旧サークルKサンクスの商品を作っていた協力工場でファミマの商品を生産する体制を整えた。

 今後は協力工場に対して、品質向上などに向けた投資を促す。ファミマの商品のみを作る専用工場への転換や、食品管理の国際基準HACCP(危害分析重要管理点)の取得、ロボットの導入などを働きかけ、競合他社との差別化を狙う。

日刊工業新聞2017年3月29日

森谷 信雄

森谷 信雄
03月29日
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統合効果が本格的に発現してきた。コンビニはドミナント(地域集中出店)が進めば進むほど効率が上がる。物流、人材募集、販売促進など。そして、専用工場を増やし質を上げるという。いよいよセブン―イレブン追撃態勢が整うか

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