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吉野家の食器洗い担当にロボット。30分で洗える優秀さ

 ライフロボティクス(東京都江東区、尹祐根〈ゆん・うぐん〉社長、03・6458・8258)は27日、吉野家の食器洗浄工程に自社製多関節型ロボット「CORO=写真」を納入したと発表した。1日当たり2.3時間かかっていた食器の浸漬・洗浄から格納までの工程が0.5時間と大幅削減を見込む。従業員の腰・肩への負担や、食器の破損によるけが・手荒れなども大幅に軽減できる。

 吉野家では現在、1店舗当たり1日約1300個の食器を洗浄している。COROは食器洗浄機からぬれた状態で出てきた食器を、カメラによる画像処理で識別。食器格納場所に搬送し、種類ごとに積み重ねる。ある程度食器が積み重ねられると、従業員に通知し、人が近づくとセンサーが検知して一時停止するほか、離れると元の動作に復帰する。

 COROは狭小空間で人と一緒に安全に働くことを目的に開発。肘回転関節をなくしたのが特徴で、アームのシンプルな動作で人の専有面積より狭い範囲での動作を可能にした。飲食店の生産性向上に加え、接客時間確保による顧客満足度の向上につながる。
日刊工業新聞2017年3月28日
昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
ライフロボティクスは人と協働するロボットを作るベンチャー企業です。そのうちお店全体がロボットになるのでしょうか。

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