製造品出荷額の伸び率全国1位!“大分”の明日を創る活躍をしてみませんか?

 「大分県の産業界を地場中小企業の力で、もっと盛り上げたい」―。トライテック(大分市)の森順二技術開発部長兼知財課長(43)はこう意気込む。モノづくり産業が集積する大分県には"攻めの経営"で成長する企業が多数立地する。大分県の2014年度製造品出荷額は4兆5589億円。過去10年間の伸び率は35.5%増で、全国1位だ。これまで培った実力を存分に発揮し、あなたの活躍が大分の明日を創る力となる。同社は製鉄所向け開孔ドリルなどオリジナル製品を次々に開発、知的財産を戦略の柱に据えており、森部長は同社の中心メンバーとして活躍する。創業者の竹﨑博社長(53)のインタビューと併せて、大分から世界を目指すエンジニア集団の魅力に迫る。

竹﨑博トライテック社長(左)、森順二技術開発部長兼知財課長

将来のキャリアプランニングを大分で


 ―大分に移住された経緯を教えてください。
 森 出身は茨城県。前職は国関連の研究所でエンジニアをしていたが、両親が大分出身だったため大分に移住を決めた。父親が定年を迎え、生まれ故郷に帰郷するタイミングと、今後のキャリアプランニングを考える時期が重なったこともあり、大分に移住した。

―2013年7月に入社されました。どんな仕事をされていますか。
 森 技術開発部と知財課を兼務している。技術開発部では金属材料の経験と知識を生かし、大分を盛り上げようと大学や大分工業高等専門学校などと研究開発に取り組んでいる。

知財戦略でシェア拡大 技術士目指す


 ―地場企業の知財課とは、珍しいですね。
 森 入社した12月に新設してもらった。当時、当社の特許出願件数は5件。ただ管理まで手が回っていなかった。社長が掲げる知財戦略を推進するために特許庁が主催する初心者講習を受講し、終了と同時に新設した。まさに知財の知識はゼロからのスタートだった。現在は開発に入る前に類似の特許出願状況を徹底的に調べあげ、弁理士事務所と密に相談し出願している。大分県発明協会の知財総合支援窓口には、電話をかけない日があれば心配されるほど連絡を入れるのが日課だ。
 
―特許出願状況を教えて下さい。
 森 出願件数は累計17。海外展開も見据え北米や欧州など12カ国に国際特許を出願している。知財戦略をフル活用して国内外でシェアを拡大したい。

 ―仕事へのやりがいが伝わってきますね。
 森 ある程度、自身の裁量で仕事を任されているのはありがたい。クリエイティブな仕事は午前中に限る。誰もいない早朝に出社し、午前中に集中して仕事をこなして定時には退社する。退社したら「おんせん県おおいた」の温泉を満喫できる。割り切って仕事に集中しなければ普通以上の仕事はできない。仕事の評価は結果重視だと思う。アイデアのため常にアンテナを張り、情報収集は欠かさない。
 
―今後の目標を教えて下さい。
 森 今は技術士補だがエンジニアとしてトップを目指す技術士の資格を取りたい。また知財戦略に注力する。一つでも価値ある特許を出願し、シェアを拡大する。クロスライセンスなど、さまざまな戦略を駆使して会社の成長・発展に貢献したい。

森順二部長


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