いいね!の数、男性の方が気にしている!?稼ぐためには他人の秘密も…

ロシアのコンピューターセキュリティー会社カスペルスキーまとめ

 「いいね!」の数は気になりますか―。ロシアのコンピューターセキュリティー会社のカスペルスキーがまとめたソーシャルメディアの利用調査によると、女性よりも男性がいいね!の数に敏感であり、いいね!の数を稼ぐためであれば、他人の秘密や恥ずかしい情報を投稿する可能性が高いことが明らかとなった。

 この調査は日本を含む世界18カ国1万6750人の男女を対象に実施。これによると、会員制交流サイト(SNS)などのソーシャルメディアで自分の投稿や動画、写真に対する、いいね!の数は気にならないとの回答は全体の3分の1程度。大多数は投稿に「いいね!」をつけてほしいことが分かった。全体の55%は投稿やコメントをした後、1日に数回以上見返して、他の人からの反応や返信をチェックしている状況も浮き彫りとなった。

 いいね!の数を増やすため「投稿内容を脚色したり誇張したりする」との回答もあった。その数は男女を合わせると、全体の12%。男女の比較では、男性がいいね!の数に敏感なことも分かった。いいね!の数が少ないと、「友達から人気がないと思われるのではないか」と心配する人は男性が24%と、女性を7ポイント上回った。男性の29%が「自分にとって大切な人が自分の投稿にいいね!と反応しないと、腹立たしく感じる」といった傾向も浮き彫りとなった。

 注目は、いいね!の数を増やすための行為。いいね!がたくさん得られるのであれば、男性の14%は同僚の秘密の情報を投稿、12%は友達の恥ずかしい情報を投稿すると回答しており、この割合は女性と比べると2倍以上だった。

 独ヴュルツブルク大学のアストリッド・カロルス博士は、いいね!に対する男女の違いについて「このような行動は男性が社会的な調和よりも危険を好む傾向にあるため」とコメント。カスペルスキーは総評として、自分の投稿へのいいね!の数が社会的な存在価値を確認する指標として人々が重視しているとしている。
 

日刊工業新聞2017年2月16日

昆 梓紗

昆 梓紗
02月16日
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オシャレな写真をアップして楽しんでいるのは女性の方が多い気がしていましたが、投稿するという行為だけで自己顕示欲が満たされているのかもしれません。

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