ウインチ型農業用パワーアシストスーツ。野菜や果実、楽々運搬

クボタが試験発売

 クボタは多量の野菜や果実など重量物の運搬作業の省力化が可能な農業用パワーアシストスーツを試験発売した。背負う形で装着し、重量物が入ったコンテナを持ち上げる際にウインチワイヤを使うことで20キログラム分の引き上げを補助できる。消費税込みの価格は114万4800円。2017年は20台を販売し市場性を確認する。農業分野以外への適用も狙う。

 重量物を吊(つ)ったままで移動でき、ウインチワイヤで吊り上げ、コンテナを地面から4段、軽トラックの荷台上で2段積み上げ可能。ウインチワイヤの保持能力は最大30キログラム。重量物を持ち上げる際に立ち上がりを補助し、積み下ろし時には腰の負担を軽減する。

 手元のスイッチで簡単に操作でき、3種類の補助制御モードを切り替えられるため作業初心者から熟練者まで幅広く使える。フレームはカーボンファイバー製で軽量化した。本体重量は9・5キログラム。

日刊工業新聞2017年2月3日

石橋 弘彰

石橋 弘彰
02月04日
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確か2年前、クボタの展示会でウインチ型アシストスーツのプロトタイプを見た。ウインチで荷物を引き上げるというやり方に斬新さを感じた。たぶん、荷物の揚げ降ろし時は楽になるだろうが、理想を言えば荷物の重さ自体を軽減してほしい。ただ、それを成すにはアシストスーツではない別の形のサポートになってしまうだろう。

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