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きっと見つかる、きっとある!あなたが輝く場所“おおいた”

 「あなたは今、仕事で輝いていますか。輝ける場所を見つけましたか?」
 観光サービス・モノづくり産業が集積する大分県には“攻めの経営”で成長する企業が多数立地する。大分県は、別府や湯布院をはじめ多くの観光地や観光資源に恵まれ、「日本一のおんせん県おおいた」で国際観光都市を目指している。これまで培ったあなたの実力を存分に発揮し、豊かな自然に育まれた中で子育てできる魅力的な環境が“大分”にはある。今回、別府や湯布院などで旅館・ホテルなどを運営する翼(大分県別府市)の麻生雅憲社長(69)は、内閣府の地方創生事業「プロフェッショナル人材事業」を使って、高橋幸二郎さん(49)を採用した。2人の出会いにフォーカスを当て、大分から新たな第一歩を踏み出す魅力に迫る。
高橋幸二郎氏(左)×麻生雅憲社長(右)

南米経由、沖縄から大分へ


 ―高橋さんの経歴について教えて下さい。
高橋 出身は東京都。大分といえば湯布院と答える程度だった。幼いころから野球が好きで夢はプロ野球選手。野球中心の生活だったが、プロを目指す夢は破れた。学生時代から世界を旅行し、約10年かけて世界を一周。自分探しの旅といえば格好良いが、あまり好きな言葉ではない。訪れた南米ブラジルで妻と出会い、子供にも恵まれた。そうした中、子育ては日本でしたいとの思いが募り、沖縄県西表島に移住した。子育てを考えると、東京よりブラジルに似た温暖な沖縄を選んだ。

―西表島では、どのようなお仕事をされていたのですか。
高橋 製糖工場やパイン農家などに勤め、その後ホテル関係に従事。大分に来る前はコテージタイプのホテルで支配人を勤めた。

―今回、沖縄から大分に移住されます。
高橋 沖縄は子育てしやすい環境だと思う。だが子供の進学などを考えると本州、もしくは九州と考えた。サービス業で培った経験を生かし新たな仕事を探す中、アソウ・ヒューマニーセンター大分支店(大分市)に麻生社長を紹介していただいた。

人生の転機を見つけた


―麻生社長の印象は。入社の決め手は何でしょう。
高橋 面談で鮮明に覚えているのは、麻生社長から「あなたが輝く場所がここだとしたら、何をしたいの?」だった。これまで子育てと家庭を最優先にしてきただけに、忘れていた自分を取り戻すような、ビビッとくる投げかけだった。まるで自分の半生を振り返るように、もう一度自分を見つめ直す機会と、これからの人生にチャンスを与えてくれた。
 人生は“一期一会”。これまで出会った方にはたくさんの恩をいただいた。また、その出会いを大切に生きてきた。この恩を今、自分の経験で返したい。そう思って入社を決めた。

―2016年末に入社しました。大分での生活はいかがですか。
高橋 単身赴任し、一から業務を学んでいるところ。新学期が始まる4月には家族を迎えたい。麻生社長には家族のことでも応援いただいている。家族を呼び寄せ、温泉や自然などが豊かな大分で新生活をスタートしたい。自分が追い求める自分であるための輝く居場所を“ここ”に見つけたから、大分に永住することも決めた。
高橋幸二郎氏

<次ページ:「一本筋の通った人間性にひかれた」>

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