研究ラボの自動化はロボットにお任せ!

日立グループがシステム開発

 ラボの作業はお任せ―。日立製作所、日立プラントメカニクス(山口県下松市)は、自律移動ロボットと双腕ロボットを組み合わせ、試薬の取り出しや調合、検査結果入力など一連の作業を自動化できるロボットシステムを開発した。高度な位置制御技術で試験管を的確につかみ作業する。システム構築込みで2000万―3000万円の価格で提案する。将来は海外にも展開する。

 日立プラントメカニクスの自律移動ロボット「ハイモベロ」とカワダロボティクス(同中央区)の双腕ロボット「ネクステージ」を組み合わせた。

 ハイモベロは簡単なマークを手がかりに10ミリ以内の誤差で停止する。ネクステージも位置ズレを補正する機能を備え、ラボ内を動き回りつつ的確に作業をこなせる。キーボードを押してパソコンへのデータ入力も行う。

 システム提案を担う日立ハイテクノロジーズ(東京都港区)は「試薬を使った研究開発だけでなく、工場の組み立て作業などユーザーニーズに応じて多様な工程向けで提案していきたい」としている。

日刊工業新聞2017年1月27日

石橋 弘彰

石橋 弘彰
01月30日
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実際に、ラボに見立てた環境の中で作業する様子を見た。机や保管庫に小さなマークをつけておけば、自律移動ロボットがしっかり位置をつかみ、作業しやすい場所に停まる。双腕ロボットがキーボードもしっかり押すのもなかなかすごい。下半身の自律移動ロボット、上半身の双腕ロボットとの相性が良いのだろう。

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