エニーペイ（東京都渋谷区、木村新司社長、０３・６４５１・１４５６）は１９日、オンラインでクレジットカード決済ができるスマートフォン用無料アプリケーション「ｐａｙｍｏ（ペイモ）」のサービス提供を始めたと発表した。友人や仕事仲間ら複数人が集まる飲食会で割り勘をした時の請求・支払いを想定。今後、さまざまなサービス機能の拡充などを行い、年内に７００万ダウンロードを目指す。

　レシートをカメラで取り込み、請求する。支払者は請求された相手の銀行口座を知らなくても、メッセージを添えてクレジットカード払いができる。ペイモでの１回の支払限度額は１０万円で、月間最大３０万円まで。請求者に支払われた金額はペイモ内で別の支払いに利用することも、自分の銀行口座に振り込むこともできる。ペイモ内での決済は手数料無料。開始時の利用対象カードはビザとマスターカード。

　エニーペイはキャッシュレス化を加速させていくサービスとして同アプリの利用シーン拡大を目指している。