ニュースイッチ

ドーナツ戦争過熱!ローソンも専用什器を設置

 コンビニエンスストアによるドーナツ販売が勢いを増している。ローソンは8月までに専用什器(じゅうき)で販売するドーナツを8000店に導入する。このうち約5000店は5月末までに導入する計画で、急ピッチで整備を進めている。

 ローソンのドーナツは全6品。「オールドファッションドーナツチョコ」「モッチリングショコラ」などと、店内の調理機器であるフライヤーで調理する「ハワイアンドーナツ」2品。価格は消費税込みで100円。レジカウンターに専用什器を設置し、入れたてコーヒーのブランド「マチカフェ」との併売を狙う。同社によると「コーヒーとの併せ買いが圧倒的に多く、導入店の販売は好調」という。

 ドーナツの導入に併せて入れたてコーヒーの「カフェラテ」をリニューアルし、価格もMサイズは従来の180円から150円に引き下げた。「カフェラテ」はリニューアル前に比べ2・5倍に伸びたという。コンビニのドーナツはセブン−イレブン・ジャパン、ファミリーマートなど大手3社が本格展開に入っている。
日刊工業新聞社2015年05月25日 新製品フラッシュ面
昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
セブンのドーナツは店内で揚げていない一方、ローソンでは店内で揚げた「ハワイアンドーナツ」が登場。各社ともラインアップが無難な感じがするので、エッジのきいた商品がほしいところ。

編集部のおすすめ