医師が選ぶ今年の漢字は?

オプジーボなど高額医療費映す

 メドピアは「2016年 医師が選ぶ今年の漢字」を募集し、1位が「高」に決まった。抗がん剤「オプジーボ」をはじめとする高額薬剤や、医療費高騰問題への注目を背景に最多得票を得た。

 投票した医師の一人は「初めて医療経済的なインパクトが医療関係者側からも問題視された。治療選択肢を検討する際に、薬価と費用対効果を考える良いきっかけになった」(50代、一般内科)とコメントした。「このままにしておくと保険制度が崩壊する」(40代、消化器内科)と懸念の声も上がった。

 調査は医師専用の交流サイト「メドピア」に登録する医師を対象に行い、3013人が回答した。2位は米大統領選の結果や英国の欧州連合(EU)離脱への驚きを反映した「驚」。3位には医療技術の進歩など、医師を取り巻く環境変化を踏まえた「変」が入った。

日刊工業新聞2016年12月20日

村上 毅

村上 毅
12月29日
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「オプジーボ」の問題は、高額薬を身近な問題として知らしめることになった、今年を象徴するものだ。今年の漢字ではないが、財政的にも効果が高いからといって「金」に糸目をつけない状態ではいられなくなっている。

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