ニトリ、かつて苦戦した中国で出店加速。“第二のユニクロ”になれるか

2022年までに100店舗に。ドミナント戦略を展開

 ニトリホールディングス(HD)は、中国の店舗展開を加速する。これまで2年間に計10店舗を出店しており、店舗での市場調査などを経て大量出店のめどが付いたと判断した。今後2年間は年10店舗ずつ、その後は年20店程度のペースで店舗を設ける。現時点で進出している武漢、上海のほか、青島や北京などで、地域を支配するドミナント戦略の体制を敷く。地下鉄の駅の近くや大型マンション内などで、出店に適した物件を探る。

 ニトリホールディングスは2014年に、武漢で中国1号店を開いた。22年までに100店舗を展開する計画を立てており、これに見合った物流拠点も拡大する方針だ。品質管理やインテリアのノウハウを生かし、成長性が見込める市場を取り込む狙いだ。

 同社は海外市場への展開で、07年に台湾へ、13年には米国に進出した。その一方、国内では16年12月現在、423店舗を出店している。特に都市部への展開を進めており、東京ではタカシマヤタイムズスクエア(東京都渋谷区)などに続き、17年春に東武百貨店池袋店(東京都豊島区)にも出店する予定だ。

 また、大阪では経営再建中のシャープの旧本社を取得した。建て替えを経て、17―18年には大阪の旗艦店となる店舗を開く方向だ。さらに、名古屋では17年1月に、名鉄百貨店本店(名古屋市中村区)内に店舗を設ける計画。

日刊工業新聞2016年12月15日

森谷 信雄

森谷 信雄
12月15日
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ニトリは中国では厳しい状況が伝えられていたが、一転して多店舗展開のめどがついたのだろう。ニトリのビジネスモデルは独特なので、受け入れれらればユニクロのように中国で伸ばせるかもしれいない。

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