司書はペッパー!パナソニックがAIとロボットが働く蔵書管理システム

自社のオープンイノベーションの拠点に導入。将来は図書館にも

 パナソニックは人工知能(AI)とコミュニケーションロボットを使った蔵書管理システムを開発した。コミュニケーションロボットが司書役になって貸し出し管理する。書籍をロボットのカメラにかざすとAI技術で認識し、その本の基本情報を音声で教えてもくれる。新設した研究開発拠点で技術を磨き上げ、図書館などに活用できるよう機能を高める。

 オープンイノベーションを推進する研究開発拠点、パナソニックラボラトリー東京(東京都江東区)の図書スペースで活用を始めた。司書役ロボットにはソフトバンクグループのペッパーを“採用”した。メーカーにこだわらず、カメラと音声対話があるロボットを利用できるという。

 ロボットのカメラに本をかざし、タッチパネルでシャッターを押すと、画像をAIが認識してその本についての情報を教えてくれる。AI技術の畳み込みニューラルネットワーク(CNN)を使い、ネットワークを構成した。インターネットの図書情報と連携すれば新しい蔵書の登録が楽なことから、画像認識を使った。現在は蔵書の数は少ないが「100冊程度に増やしたい」(先端研究本部の堀井則彰課長)という。

 貸し借りの管理にはタグか社員証を活用する。

 本と社員証をかざすと貸し出し登録が済む、といった簡便な仕組みに仕上げる。今後、コミュニケーションロボットのアプリケーションにすることや、全社員が利用できるシステムにしていくことも目指す。

日刊工業新聞2016年11月2日

明 豊

明 豊
11月04日
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ツタヤとかの自動窓口もどんどんロボット化していきそう。

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