ニュースイッチ

企業力ランキングでトヨタが3年連続首位。順位を上げた企業、下げた企業

日刊工業新聞社が調査、今年で12回目
企業力ランキングでトヨタが3年連続首位。順位を上げた企業、下げた企業

3年連続首位のトヨタの豊田章男社長(左)と順位を下げたスズキの鈴木修会長

 日刊工業新聞社は、主要上場企業を対象とした「第12回企業力ランキング」(経済産業省後援)の調査結果をまとめた。総合得点はトヨタ自動車が3年連続で首位。60点以上は前回調査の18社から16社に減少した。ただ平均点は前回の32・9点から34・0点に上がっており、上位企業以外に改善が広がったことを示している。

 企業別に見ると、トップ10は順位に変動はあったものの顔ぶれは前回と同じ。各要因で順調に得点した。大きく伸長したのはソニー(前回32位→18位)、JR東日本(同39位→20位)、三菱ケミカルホールディングス(同68位→36位)など。

 特にソニーは収益性や安定性の回復はいまひとつだが、今回のアンケートでは最高得点となっており、今後の順位上昇が期待される。逆に後退したのは東芝(同24位→67位)、スズキ(同47位→60位)などだった。

(60点以上の16社)
<詳細は日刊工業新聞電子版に会員登録して頂くとお読みになれます>
日刊工業新聞2016年10月17日
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
調査は三菱UFJリサーチ&コンサルティングと共同で実施。調査対象は6月時点の上場企業のうち、金融関連を除く主要1054社。このうちアンケートに回答した267社を評価対象としています。18日から日刊工業新聞で「2016企業力ランキングに見る」を掲載します。

編集部のおすすめ