増加するAIスタートアップのM&A、一番の買い手はグーグル

2011年以降で140件、今年はすでに40件超え

 2011年以降、人工知能(AI)スタートアップに対するM&Aは現在まで140件近くにおよび、2016年だけでも40件を上回るほど急ピッチで増えてきていることが、調査会社CBインサイツの調べで明らかになった。

 中でもトップはグーグルの11件で、2013年にトロント大学発ベンチャーのDNNresearchを、さらに翌年には「アルファ碁」で広く知られるようになったDeepMind Technologiesを6億ドルで手に入れている。今年に入ってからも画像検索のMoodstockやボットプラットフォームのApi.aiを買収した。

 グーグルに続いて多いのが、インテルとアップル。インテルは今年に入り、ItseezとNervana Systems、Movidiusの3社を、アップルはTuri とTuplejumpをそれぞれ買収。これにツイッター、セールスフォースが続いている。

 10月に入ってからの案件では、アップルのSiriの開発メンバーが立ち上げたAI音声アシスタントのViv Labsを、アップルのライバルのサムスンが買収したことも大きな話題となった。AIスタートアップをめぐる、大手IT企業による争奪戦はしばらく続きそうだ。

ニュースイッチオリジナル
CB InsightsによるAIのM&Aリスト

藤元 正

藤元 正
10月10日
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このリストは欧米の企業中心で日本や中国の案件は入っていない模様。引き続きAIが注目の的であることから、トヨタがプリファード・ネットワークスに10億円を出資したように、M&Aや出資案件が今後増えてくるものと思われます。

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