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140年受け継がれたサッポロラガー「赤星」を缶ビールで

日本最古、明日から数量限定で発売。業務用は5年間で2倍に
 サッポロビールは12日に、「サッポロラガービール」の缶商品(写真)を数量限定で発売する。同ビールは1877年、サッポロの前身である開拓使麦酒醸造所が発売して以降も受け継がれている日本最古のビールブランド。現在は業務用市場に大瓶(633ミリリットル)、中瓶(500ミリリットル)サイズで納入し、ビール党には“赤星”の愛称で親しまれている。クラフトビールをはじめ最近は個性的な味のビールが伸びており、サッポロは赤星の一般販売で存在感向上とビール市場活性化を目指す。

 缶商品は350ミリと500ミリリットルで消費税込みの価格はそれぞれ220円、290円前後で主力の「黒ラベル」と同じ。原料は麦芽、ホップ以外にコメ、とうもろこし、スターチも使用、熱処理ビールならではの厚みのある味わいが特徴だ。アルコール分は5%。サッポロによると業務用市場の赤星販売数量は「5年間で、ほぼ2倍に伸びている」という。
日刊工業新聞2016年7月11日
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
ビールの味は同じブランドでも時代とともに変化させいるが、1877年の赤星はどんな味だったのだろうか。

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