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ブリヂストン、五輪スポンサー指針公表

オリンピアン参加の地域イベントなど柱に
ブリヂストン、五輪スポンサー指針公表

西山麻比古執行役副社長

 ブリヂストンはオリンピックパートナーとして、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた活動テーマを掲げ、地域活性イベントの開催などを柱とした活動方針を公表した。全世界でも広告活動などを展開し、オリンピックの開催機運を高める。

 活動テーマは「一人ひとりを支える2020 そして、あなたと、つぎの景色へ」。地域活性イベント「ブリヂストン×オリンピック a GO GO!」は、日本オリンピック委員会(JOC)と共催。国内工場にオリンピック出場経験者らを招き、来場者と一緒に運動したり、同社製品を体感できたりするプログラムを用意する。7月の久留米工場(福岡県久留米市)を皮切りに、10月、11月と首都圏の工場で開く。

 ブリヂストンは14年、国際オリンピック委員会(IOC)とワールドワイドオリンピックパートナー契約を締結。24年までタイヤ、自転車、化工品のカテゴリーでオリンピックを活用したマーケティング活動ができる。17年からは全世界で活動できる。西山麻比古執行役副社長(写真)は「オリンピックは世界のどの地域でも認知度の高いスポーツイベント。真のグローバル企業を目指すためには最高のコミュニケーションの場だ」とし、積極的に情報発信する。
日刊工業新聞2016年6月8日 自動車面
斉藤陽一
斉藤陽一 Saito Yoichi 編集局第一産業部 デスク
数あるスポンサーの中でも「断トツ」の存在感を発揮してもらいたいものです。

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