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ソラシドエア、16年度も国際チャーター便は継続へ

 ソラシドエア(旧スカイネットアジア航空)は、2015-2016年度経営計画のローリングプラン(修正計画)を発表した。

 2016年度の売上高は、2015年3月発表の計画当初より3億円上方修正し377億円、営業利益は2億円の上方修正となる18億円、純利益は1億円上方修正し10億円とした。営業利益率の目標値は発表当初の5%以上とし、2016年度は4.9%を計画している。

 燃油費を含めたユニットコストも7.99円に据え置く。2015年4-9月期は同社初の7円台となる7.89円を達成したが、2016年度は8.08円を見込む。想定為替レートは1ドル120円(前回発表は123円)、原油価格は1バレル37ドル(同63ドル)とした。

 運航便数は全路線合計で2万4610便、提供座席数は428万2000席。運航品質の目標は、従来の就航率99.0%以上、定時出発率93.0%以上に加えて、定時到着率90.0%以上とした。

 機材計画については、2015年3月末にボーイング737-800型機(1クラス174席)が12機体制となったことに伴い、「将来を見据えた適正機種、機材数の検討を進める」と述べるに留めた。

 また、2015年10月17日に宮崎-高雄間で初めて運航した国際チャーター便については、原則として年1回以上の運航継続を計画している。ソラシドエアによると、現時点で運航時期や区間など具体的な内容は決定していないという。
吉川忠行
吉川忠行 Yoshikawa Tadayuki Aviation Wire 編集長
昨年高雄へ飛ばした国際チャーターですが、16年度も時期や路線を検討した上で継続を目指します。

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