ニュースイッチ

埼玉高速鉄道が働く保護者の幼稚園児送迎に協力

4月から浦和美園駅内に待機スペース
 埼玉高速鉄道(さいたま市緑区)は、4月中旬から幼稚園の送迎に協力する。同鉄道浦和美園駅(さいたま市緑区)内の本社を利用し、保護者が園児を迎えられるようにする。幼稚園まで行かずに園児の送り迎えができるため、保護者の負担軽減が期待される。

 浦和美園駅から約8キロメートル離れている岩槻ひまわり幼稚園(さいたま市岩槻区)の送迎に協力する。園児の帰宅時、教員1、2人と園児がバスで浦和美園駅へ向かい、駅内の埼玉高速鉄道本社にある空きスペースで待機。17時30分過ぎに保護者が迎えに行く。

 保護者は幼稚園に施設利用料として月1000円を支払うことで利用が可能。また、朝の時間帯も希望者がいれば見送りに協力する。保護者は決まった時間に幼稚園の送迎バスを待ったり、幼稚園まで子どもを迎えに行ったりする必要がなくなる。

 鉄道を利用して通勤する保護者や駅周辺に住む保護者の利便性向上が狙い。当面は15人程度の利用を見込んでいる 。
日刊工業新聞2016年3月21日地域経済
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
レッズの選手が超ジュニアサッカー教室もしましょう。

編集部のおすすめ