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コマツ、建設現場への“スマコン’導入を早期に年5000件へ

コマツ、建設現場への“スマコン’導入を早期に年5000件へ

セミナーを数多く開催

 コマツは情報通信技術(ICT)で建設現場の工程支援をする新事業「スマートコンストラクション」の実演拠点を全国に整備する。2016年中に9カ所展開し、早期に導入実績で現在比約5倍の年5000件を目指す。将来は欧米でも現地販売代理店を通じて提案に乗り出す。建設現場は人手不足が続いている。国土交通省も建設現場の生産性向上を打ち出しており、ICT活用の需要は高くなっている。

 スマートコンストラクションは飛行ロボット(ドローン)による測量、施工計画のシミュレーション、自動制御建機による効果的な施工などを一体提供する。少ない人手でも早く正確に工事を終えるよう支援する。
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日刊工業新聞2016年3月14日1面
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
建機の需要低迷が当分続くので、新基軸を早く収益化したいでしょう。現在は千葉市に1カ所しかない「IoTセンタ」を5月の東北、九州を皮切りに各地方に開設していくという。

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