手の動きでVRの物体を自由に作製・移動、米リープモーション
デベロッパー用にベータ版ソフトのダウンロード開始
今年は「バーチャルリアリティー(VR)元年」と言われるほど、VR関連商品が目白押し。とくにフェイスブック傘下の米オキュラス(Oculus)をはじめとして、VRヘッドマウントディスプレー(HMD)が各社から続々と商品化されようとしている。
そうした中、手や指の空中での動きを卓上センサーで読み取るジェスチャー入力技術で知られる米リープモーション(Leap Motion)が、VR用の次世代ハンドトラッキング技術を発表した。
「オライオン(Orion)」と名付けられたこの技術を使えば、HMDに表示されるコンピューターグラフィックス(CG)の仮想空間で、自分の手の動きに追随して動くCGの手を使い、CGの物体を自由に作ったり動かしたりできるようになる。まずCGの両手で、それぞれの人差し指と親指でつまんで離す動作をすると、その距離に応じた大きさの仮想物体が作り出せる。この物体を手でつかんで持ち上げたり動かしたり、投げたりもできる。
物体の種類には立方体、直方体、多面体があり、左手を外側にくるりと回すと三つのボタンの操作メニューが表れ、そのボタンを右手の指で押すことで好みの立体が生成される仕掛け。しかも、新型センサーにより、手の動きを高速かつ正確に捉えることができるという。
さらに、右手の指先を上に向けておくと、まるで宇宙空間のように重力がまったくない空間にでき、物体がどこまでも飛んでいく。逆に右手の手のひらを下に向けると下向きの重力が発生し、空中に浮いている物体を一斉に地面に落としたりも可能だ。
オライオンはハードウエアとソフトウエアから構成され、手の動きを捉える新型センサーは拡張現実(AR)/VR用のHMDメーカー向けに提供される予定。また、ベータ版のソフトウエアはウィンドウズ対応でデベロッパー向けにダウンロードを開始した。このソフトウエアデベロッパーズキット(SDK)は、従来のリープモーションコントローラーにも対応するという。
そうした中、手や指の空中での動きを卓上センサーで読み取るジェスチャー入力技術で知られる米リープモーション(Leap Motion)が、VR用の次世代ハンドトラッキング技術を発表した。
「オライオン(Orion)」と名付けられたこの技術を使えば、HMDに表示されるコンピューターグラフィックス(CG)の仮想空間で、自分の手の動きに追随して動くCGの手を使い、CGの物体を自由に作ったり動かしたりできるようになる。まずCGの両手で、それぞれの人差し指と親指でつまんで離す動作をすると、その距離に応じた大きさの仮想物体が作り出せる。この物体を手でつかんで持ち上げたり動かしたり、投げたりもできる。
物体の種類には立方体、直方体、多面体があり、左手を外側にくるりと回すと三つのボタンの操作メニューが表れ、そのボタンを右手の指で押すことで好みの立体が生成される仕掛け。しかも、新型センサーにより、手の動きを高速かつ正確に捉えることができるという。
さらに、右手の指先を上に向けておくと、まるで宇宙空間のように重力がまったくない空間にでき、物体がどこまでも飛んでいく。逆に右手の手のひらを下に向けると下向きの重力が発生し、空中に浮いている物体を一斉に地面に落としたりも可能だ。
オライオンはハードウエアとソフトウエアから構成され、手の動きを捉える新型センサーは拡張現実(AR)/VR用のHMDメーカー向けに提供される予定。また、ベータ版のソフトウエアはウィンドウズ対応でデベロッパー向けにダウンロードを開始した。このソフトウエアデベロッパーズキット(SDK)は、従来のリープモーションコントローラーにも対応するという。
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