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フランス抜いてチリが1位に。昨年の輸入ワイン量

財務省の酒類輸入通関実績。アサヒの「アルパカ」貢献
 輸入ワイン市場で、チリワインが2015年にフランスワインを抜いて数量1位になったことが、財務省の酒類輸入通関実績でわかった。チリワインは15年に前年比18・1%増の573万2506箱(1箱は750ミリリットル12本換算)で、フランスは同2・8%減の572万4289箱。チリは国土が乾燥し南北に長く、良質ワインが多いことに加え、07年の経済連携協定(EPA)で関税が引き下げられたのが背景だ。

 チリワイン増加に貢献したのはアサヒビールが販売する「サンタ・ヘレナ アルパカ」。15年販売数量は101万箱で、同2・7倍弱の伸びとなった。600円台の手頃価格ながら本格感が味わえる、コストパフォーマンスの高さが売りだ。

 メルシャンもチリワインの取り組みを強化している。「コンチャ・イ・トロ」社ブランドで、16年は中高価格帯のプレミアムワインを発売する。
日刊工業新聞2016年1月29日国際面
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
この10年間のチリワインの伸びはすごい。確かにお店にも多い。国産もがんばれ!

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