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島津製作所のIT子会社が桜の開花予想。英語・中国版無料公開

「今年は早め」
 桜を思えば寒さも吹き飛ぶかも?―。島津ビジネスシステムズ(京都市中京区、三添忠司社長、075・823・1125)は20日、同社運営の気象情報ウェブサイト「お天気☆JAPAN」で、全国の桜の名所や県庁所在地など計137カ所の桜の開花予想を発表した。急増するインバウンド(訪日外国人)に伴う海外からのサイト閲覧数の増加を受け、今回から英語、中国語でも無料公開を始めた。

 同社は開花に重要となる桜が休眠状態から目覚める「休眠打破」の期間を独自に算出した。それによると2015年12月から平年より気温の高い日が続くため、休眠打破に遅れが出ているという。2―3月にかけても気温が高いことを予想するため、休眠打破の遅れよりも花芽の成長が勝り、各地で平年より早く開花する見込み。

 島津ビジネスシステムズは99年設立。島津製作所の100%子会社でITネットワーク構築などを手がける。
日刊工業新聞2016年1月21日地域経済
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
島津っていろいろやってますね。

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