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10%学割は大学生に響くか。東武百貨店がアクセサリーでクリスマス商戦

池袋本店で12月10ー25日まで。約20のブランドが対象
 クリスマスシーズンに”未来のお得意様“へアピール―。東武百貨店(東京都豊島区)は池袋本店で10日から25日まで、アクセサリーの学割サービスを実施する。約20ブランドの売り場で学生証を提示した大学生や専門学校生を対象に、価格を10%割り引く。

 昨年に初めて学割を実施し、利用者は約50人だった。今年は3倍の150件を目指す。クリスマスプレゼントを買いに来るカップルの「直前需要」に応え、学生が百貨店のサービスや商品に接するきっかけにしたい考えだ。

 今回は初の取り組みとして、地下入り口にクリスマスまでの毎日に合わせて窓を開けるつくりのカレンダー「アドベントカレンダー=写真」も設けた。高さ約240センチメートルと大型で、その日の日付入り窓を開けるとノートやマグネットなど200―300個が入っており、来場者にプレゼントしている。「年末の集客に向け、お客さまとの接点を増やし楽しんでもらう」(同社)狙いだ。
日刊工業新聞2015年12月8日生活面
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
百貨店も中国の爆買いだけでは未来がないので。

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