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山手線の新型車両、中づり広告が存続したのはなぜ?

 JR東日本は25日、30日から営業運転を始める山手線の新型車両「E235系」を公開した。E235系のデザインコンセプトは「お客さま、社会とコミュニケーションする車両」。車両の両側にある液晶ディスプレーを1両当たり最大36カ所と大幅に増設し、デジタルサイネージで動画を中心に広告や情報を提供する。JR東日本は当初、全車内広告をデジタルサイネージに切り替える方針だったが、車両中央部の中づり広告は残すことになった。

このほか、優先席を各車両の両端に設置し、1カ所は車いすやベビーカーで、そのまま乗車できるフリースペースとした。営業運転に導入するのは、量産先行車の1編成(11両)で、今後、状況をみながら2編成目の導入を検討する。
日刊工業新聞2015年11月26日生活面
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
これまで広告を出していた企業の強い要望で1両につき6カ所で中づりを付けることになったとか。スマホ隆盛とはいえ、自分も中吊りに目がいってしまう。週刊誌のえげつない見出しが多いが。

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