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紙の手帳依然人気―JMAM、スケジュール管理ツール調査

スマホ・カレンダーじわり伸長
 日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)がまとめた第9回「あなたの手帳の流儀」調査によると、メーンのスケジュール管理ツールはスマートフォン派とカレンダー派がじわり伸長した。手帳はトップを維持したものの0・2ポイントダウン。パソコン、携帯電話もスマホに食われた形だ。スケジュール管理のメーンツールをデジタルとアナログで比較すると、デジタル派は前年調査と比べて0・9ポイント増加し41・6%、アナログ派は0・6ポイント減少し57・8%となった。

 使用ツール別に見ると、手帳が38・1%、次いでスマホが2・5ポイント増え26・6%。以下、カレンダーが0・6ポイント増加し18・0%、パソコンが0・5ポイント減少の9・1%、携帯電話が0・7ポイント減少の4・6%、ノートが1・0ポイント減少の1・7%、タブレットが0・4ポイント減少の1・3%、その他が0・3ポイント減少の0・6%。

 手帳派は20代から60代までほぼ平均的に使用しているが、スマホは世代が低下するほど使用比率が増加、20代では43・4%に。逆にカレンダー派は20代は8・5%だが、60代は28・9%。カレンダー派の増加は高齢化の影響を示している。
日刊工業新聞2015年11月05日 モノづくり基盤・成長企業面
昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
紙の手帳派です。月、週、日ごとの予定が一覧表示されることで、頭の中が整理されて効率よく仕事や趣味の時間を使えている気がします。 また、高校生の頃からの手帳をとってあるのですが、たまに読み返すと「この頃こんなことしたな~」と日記のように記憶がよみがえるので面白いです。

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