お墓の完成イメージを3Dで表示。顧客のニーズを反映しやすく

内田洋行ITソリューションズが石材店向けに発売へ。墓石市場掘り起こし

 内田洋行ITソリューションズ(東京都港区)は、石材店向けの墓石プレゼンテーショソフト「Usolia MICS/Gaia(ユーソリア・ミックス・ガイア)」を開発、21日に発売する。顧客の発注により作成したお墓の3次元(3D)完成イメージを表示しつつ、ニーズに沿ってデザインや石の種類の変更、文字のはめ込みが即時的にできる。商談の迅速化に寄与する。

 このソフトは墓石設計用CADソフト「Usolia MICS」と連動して使う。価格はMICSの既存ユーザー向けが33万円(消費税抜き)。新規ユーザー向けがMICSとセットで160万円(同)。発売後2年間で3億5000万円の売り上げを目指す。

 3Dの完成予想図は360度見られる。国産材や中国産材など400種以上の石材の模様を収録したパレットからドラッグ&ドロップで、完成パターンを作れる。顧客の要望に添ったその場での変更も可能。

 実際の墓地の写真を取り込めば、お墓が立った際のイメージも表示できる。従来のプレゼンテーションは、紙に印刷した図面をみせながらしていた。近年、墓じまいなどにより墓石市場が低迷。墓石販売店はいろいろな手法を駆使して他店との差別化を図っている。
 
 同ソフトはプレゼンテーションの質向上で、石材店の競争力強化に寄与。同社は、現在1700社あるユーザーの拡大に取り組む。

 墓石設計用CADソフトを手がける企業は同社を含め3社あり、各社がプレゼンテーションソフトの開発に取り組んできたが、プログラムの構築が複雑で、難航していたという。

日刊工業新聞2015年10月15日 建設・エネルギー・生活

明 豊

明 豊
10月15日
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こうなったら実際のお墓で故人が3Dでてきて、お参りできるようになるとかはどうだろう。怖いが。

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