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女性に人気、ペットボトルワイン―アサヒビール「リラ」来月から1割増産

重量軽い利点
 アサヒビールは9月から、国産のペットボトル入りワインを前年同期比で1割強、増産する。同月末から看板ブランド「サントネージュ リラ」のラインアップを強化、フルーツワイン系などを新発売するのに先立ち、供給体制を整える。ワイン市場は、女性からの人気を背景に安定した伸びが続いており、特にペットボトル容器ワインは重量が軽い利点もあり、人気がある。増産でこれら需要をさらに拡大する考え。

 リラブランドは、サントネージュワイン山梨工場(山梨県山梨市)で生産している。増産に際し、新たな設備投資は実施しない方針。

 アサヒのワイン事業はチリワイン「アルパカ」などがけん引し、2015年1―7月の売り上げは前年同期比2割増。リラも増産して弾みをつける。

 サントネージュ リラは9月にフルーツワイン系商品のほか、2700ミリリットルの大容量商品を新たに投入する。容量も720ミリリットルや320ミリリットルをそろえ、さまざまのワインユーザーや入門者の需要を取り込む。
日刊工業新聞2015年08月13日 3面
昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
ペットボトルワインは、飲みかけでも保存が簡単なこと、割れにくく持ち運びが楽、リサイクルも他の飲料のペットボトルと同様にできる、ということで人気だそうです。

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