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からあげクンを店内で自動調理、ロボットのスペックは?

ローソンTOC大崎店で実証実験
 ローソンは4日、店内調理のから揚げ「からあげクン」をほぼ全自動で作り、客に提供できる装置「できたてからあげクンロボ」を開発したと発表した。東京都内の店舗で今月11日から28日まで実験的に運用し、需要などを検証する。注文を受けてから店員が材料をセットするため、完全な自動ではないが、将来は全て自動化を目指す。
(2018年12月5日掲載)

調理時間5分の1に


 「できたてからあげクンロボ」の大きさは、とさかを除き、幅60cm×奥行59.45cm×高さ153.8cm。レギュラーとレッド、チーズの3種のからあげクンを提供する。デジタル技術を駆使し、調理時間を5分の1に短縮した。注文方法は、カウンターでからあげクンを注文・購入し、店員からパッケージを受け取る。パッケージのバーコードをからあげクンロボで読み取り、パッケージを組み立ててロボのボックス内にセットする。できあがったからあげクンは、自動でパッケージ内に投入される。
梶原洵子
梶原洵子 Kajiwara Junko 編集局第二産業部 記者
最初はもの珍しさが勝ちそうですが、こうやってだんだん調理ロボが身近なところへも入ってくるんだろうと思います。

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